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どうせ休暇を取るなら、春や秋など、気候が穏やかな時期に旅行に出かけたいものである。だが、なかには仕事の都合で、どうしても年末年始にしか休みが取れないという人もいるだろう。
そして、そんな冬場に旅行する観光客に対して、北欧フィンランドの首都ヘルシンキが歓迎の言葉を掲げ、そのフレーズが皮肉っぽくてイイ感じだとネットで話題になっているので、紹介したいと思う。
・ヘルシンキが ‟温か~い言葉” で旅行者をお出迎え!
フィンランドのヘルシンキは、欧州連合加盟国の首都のなかで最北に位置する都市として知られ、当然ながら冬場は凍えるような寒さで、一帯は深い雪に包まれる。
とても、「観光に適した気候だ」と言い難いことは間違いないが、わざわざ、極寒の都市を旅先に選んだ旅行者に向けて、ヘルシンキが ‟温か~い言葉” で迎えているのだ。
・‟まともな人は、11月にヘルシンキになんか来ない” との歓迎フレーズが粋!!
なんと、ヘルシンキ空港には、「まともな人は、11月にヘルシンキになんか来ない。でも、イカしたあなたは別。ようこそ」と書かれたサインが掲げられているのだ!
しかも、‟イカした” との部分には ‟BADASS” という英単語が使われているのだが、この単語は、首都にある空港が堂々と掲げるようなお上品な言葉ではない。どちらかというと若者が頻繁に使うスラングで、親や先生に向けて言ったりすれば、怒られてしまうようなレベルなのである。
・11月は観光に最悪な時期!
だが、皮肉タップリだけど、「こんな寒い季節に、よくヘルシンキまで来てくれました!」との感謝の気持ちが、ひしひしと伝わってくるようなフレーズでもある。きっと、このサインを目にした旅行者で、イヤな気分になる人はいないのではないだろうか。
しかし、11月のヘルシンキは太陽が昇っている時間が2~3時間なうえ、半解けの雪で道はドロドロで、観光には最悪な時期なのだそうだ。
それでも北欧の冬は、熱~いサウナの後に雪に飛び込んだり、オーロラを見に行ったり犬ゾリを楽しんだりと、夏には出来ないことがたくさんあるはずだ。とにかくバケーションなら、危険な目に遭いさえしなければ、どこでも楽しめるのではないだろうか。
参照元:imgur、indy100(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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