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2018年3月30日、いよいよプロ野球ペナントレースが開幕する。例年ならばワクワクが止まらないタイミングだが、千葉ロッテファンの私、P.K.サンジュンの気持ちは晴れない。なぜならば、どう考えても厳しい戦いが待っているからだ──。
ほとんどの解説者が言うように、おそらく今シーズンのロッテは下位に沈むだろう。それではダメなのだが、それでもいい。もし今回挙げる4つのことを達成してくれるのならば。
・どう考えても厳しいシーズン
昨シーズンは54勝87敗2分、首位のソフトバンクホークスに39ゲーム差を付けられるという歴史的大敗を喫した我らが千葉ロッテマリーンズ。ドラフト以外に戦力の大きな上積みはなく、口が裂けても「ペナントレース1位はいただくで!」なんて言えない。
だがしかし、ファンとは健気なもので3%くらいは「もしかしたらイケるんじゃね?」と淡すぎる期待を抱いているものだ。……それも開幕して2カ月もすれば打ち砕かれるのだが、これだけ好きなのだから夢くらい見たっていいじゃないか。
さて前置きが長くなったが、来年以降に向けて今シーズンの千葉ロッテには以下に挙げる4つのことを期待したい。井口監督以下、選手のみなさん……頼むぜ。
・その1:「若手の1人立ち」
これはどのチームのファンも願うことだろうが、野手では鈴木大地と角中しかレギュラーがいない状況は寂しすぎる。中村奨吾・藤岡裕大・平沢大河ら内野陣、荻野貴司・加藤翔平・菅野剛士ら外野陣の誰でもいい、規定打席を打って確固たるレギュラーの座を掴んで欲しい。
ピッチャーでは若手枠の酒井・佐々木・二木らが期待されているが、唐川・大嶺・藤岡貴の中堅どころの奮起に期待だ。かつてはとんでもないロマンに溢れていた3選手……そろそろこっちも本当に喜びたい。
・その2:「井口野球の徹底」
戦力に大きな上積みはないものの、井口新監督以下、コーチ陣は強力にパワーアップした。特に鳥越ヘッドコーチの存在は大きく、スカスカの内野を強化してくれるハズだ。「今年は走りまくる」と予告している通り、失敗しても井口野球を貫き通して欲しい。
・その3:「ゆるいチームカラーからの脱却」
明るく和やかな雰囲気が魅力である反面、球界屈指のゆるいチームとして知られる千葉ロッテマリーンズ。前項と被る部分はあるが、鳥越・金森両コーチや今岡二軍監督らには軍隊並みの厳しさでチームをしごいていただきたい。ファンは仲がいいチームが見たいんじゃない、勝つチームが見たいんだ。
・その4:「外国人選手獲得ルートの見直し」
昨シーズン、伊東前監督が「大砲が欲しい」と要望したにもかかわらず、俊足がウリの外国人バッターを連れてきた無能なロッテフロント陣。あえて名前は挙げないが、今シーズンの助っ人たちもハズレの香りがプンプンとする。
ここまで来たら編成そのものを見直せとは言わないが、せめて外国人選手の獲得ルートくらいは見直してもいいのではなかろうか? どんなコネクションやしがらみがあったとしても、中日・広島・日本ハムあたりを見習って「活躍する助っ人」を連れて来られる体制を整えて欲しい。
大きく以上だが、細かいことを言い出せばキリがない。昨年は私の中で5月あたりにはシーズンが終了していたので、せめて夏前くらいまでは微かな可能性でもいいから感じさせて欲しいものだ。プロ野球ペナントレースは3月30日に開幕だ。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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