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「飼い猫が失踪しました」。街を歩けばいたる所でそんな張り紙を目にする。外の世界には危険がいっぱい。猫を飼育する上では、室内飼いが基本だ。病気に事故、虐待に迷子……。これからご紹介する女性の飼い猫も、ある日外に出たきり失踪したままだった。
しかしこの度、5年ぶりに猫が家に帰ってきた! 良かったあああああ!! そのことに女性は心の底から喜びながらも、同時に「猫がいた場所」を知って大いに驚いた。さて、猫は一体どこにいたでしょうか?
・失踪していた飼い猫が帰ってきた!
Twitterユーザー nguhi さんが投稿し、話題となっているこの体験談。一連のツイートは「信じられない。初めてウチで飼ったパンサーという名の猫が、5年ぶりに帰ってきた」「今でも涙が止まらない」といった言葉から始まる。
なんでも nguhi さんのお父さんが家の前に立っていたところ、パンサーにそっくりな猫が姿を現し、ゴロゴロ言いながら脚ににまとわりついてきたのだとか。猫は家の中に入れられても動じず、5年前にパンサーがお気に入りだった場所に直行したそうだ。
見た目もパンサーにソックリな上に、「前足の爪が無い」ことも共通していた。パンサーの両前足の爪は抜去手術が施されており、突然現れた猫も両前足の爪がなかったのだ。ああ、この子はパンサーだ! nguhi さんは感涙にむせびながら大喜びした。
・パンサーは一体どこにいたの?
それにしても過去5年間、パンサーは一体どこにいたのだろう? なぜ今になって戻ってきたのだろう? どうやって判明したかは後述するが、nguhi さんは以下のようなパンサーの過去を知って心底ビックリした。
5年前にパンサーが失踪
↓
家から24キロ離れたシェルターで保護される
↓
殺処分される1日前に、ある女性に引き取られる
↓
「チャーリー」と名付けられ、別の町で暮らし始める
↓
女性がチャーリーを飼えなくなったため、かわりに女性の両親に引き取られる
……そしてこの「女性の両親」が、なんと nguhi さんのお隣さんだったのだ! 今回、お隣さんが「今日一日、飼い猫の姿を見ていない」と nguhi さんの所に探しにきたことで、パンサーの過去が発覚したのだった。
・とっても近くにいた1人と1匹
パンサー(チャーリー)がお隣の家にやって来たのは1年ほど前のことだが、ずっと室内で飼われていたため、 nguhi さんがその存在に気付くことはなかった。
一方、パンサーのことを知っていたのが、nguhi さんの飼い犬トロツキーだ。もともとお隣さんに飼われていたトロツキーは、“手に負えなくなった” という理由から nguhi さんに譲られた。そう、このワンコは、一時期だけパンサーと同じ屋根の下で暮らしていたのだ。そのためか、nguhi さんの家に帰ってきたパンサーを見ても、吠えもしなければ全く興奮もしなかったとのことだ。
・引き続きお隣で飼われることになったパンサー
お隣さんもパンサーの過去に大いに驚き、「元々はあなたが飼っていたのだから」とパンサーを nguhi さんに返そうとしてくれたという。nguhi さんもパンサーを引き取ることを望んでいたが、家にはすでに新しい犬と猫がおり、パンサーもお隣さんの元で幸福そうに暮らしている。考えた末、そのままお隣さんにパンサーのことをお願いすることにしたそうだ。
パンサーに会いたいときはいつでも隣家を訪ねていいと言われている nguhi さんは、「もう会えないと思っていた猫が隣りに座ってゴロゴロ言っている。胸がいっぱい!」と嬉しそうにツイートしているのだった。
・ネット民から「驚いた」「マイクロチップの徹底を」「猫の抜爪は残酷」など様々な声
この体験談は、Twitter上で20万件以上の “いいね” がついて話題に。「これは驚きだ」「再会できてよかった」といった声が聞かれている一方で、「マイクロチップをつけるべきでしょ!」「隣人が5年前にパンサーを盗んでいたのでは? 今回見つかってしまったので、話をでっちあげてたりして」なんて意見も聞かれている。
また、パンサーに抜爪手術を施したことに対して特に多くの非難が寄せられており、nguhi さんは「今では反省している。当時は猫に対する抜爪がいかに残酷なことか知らなかった」と釈明している。
……と、まあなんだか色々盛りだくさんな体験談だが、とにかく飼い猫と再会できて本当に良かった! 大切なペットが迷子になったままでは、飼い主は一生苦しみ続けることになる。みなさんも室内飼いを徹底し、脱走しないように対策をしっかり立てよう。
参照元:Twitter @ngvhi(英語)
執筆:小千谷サチ
Source: ロケットニュース24
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