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米アマゾン・ドット・コムの動画配信サービス「プライム・ビデオ」が2017年序盤までに世界で500万人余りを同社の「プライム」会員へと呼び込んだことが、ロイターが入手した同社の社内文書で明らかになったという。
同社のプライム・ビデオへの投資が経営にどのような効果をもたらしているかが初めて示された。
内部文書によると、他社から使用許諾を取得した映画やテレビドラマを含むプライムの全ビデオプログラミングの米国内視聴者数は17年序盤時点で約2600万人だった。アマゾンはこれまでプライム・ビデオの視聴者数などの数字を公表していない。
内部文書は、アマゾンが独自に制作した「プライム・オリジナルズ」と呼ばれる19作品についてそれぞれ、コストや視聴者数、プライム会員へと誘導した人数などのデータを比較。これらのオリジナル作品によって誘導された会員は、2014年終盤から17年序盤にかけてプライム会員として登録したとアナリストが推計する総人数の4分の1程度を占めた。
動画ユーザーを買い物客に転換するのがアマゾンの戦略の中核だ。プライムに年会費を払って加入すれば、翌日配送やその他の特典が受けられる。
アマゾンは取材に対し、ロイターが入手した文書に関するコメントを拒否した。
ただ、ジェフ・ベソス最高経営責任者(CEO)はこれまで、娯楽コンテンツを利用して物品販売を促進する戦略について率直に語っている。同社は2010年にアマゾン・スタジオを設立して独自番組を制作しており、一部の作品は各賞を受賞するなどハリウッドでも話題となっている。
ベソス氏は16年の技術関連の会議で「ゴールデングローブ賞を受賞したら、靴がよく売れた」と語った。その上で、プライムで映画やテレビ番組を視聴する顧客は、視聴しない顧客と比べて無料体験から年会費を払って契約を締結する比率が高いことを明らかにした。
続きはソース元から
https://jp.reuters.com/article/amazon-com-ratings-idJPKCN1GS0A5
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Source: IT速報
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