『大同電気鍋』で台湾名物「茶葉蛋(チャーイエダン)」を作ってみた! → 基本放置でOK、ただし家中が台湾コンビニ臭になった / 大同電鍋記:第4回



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台湾の神家電こと『大同電鍋』。台湾では一家に一台以上あると言われる国民的アイテムだ。もし名前を知らなくても、こう言えばわかるだろう。「台湾のコンビニで煮卵売ってるでしょ? あの鍋だよ!」

そう、台湾のコンビニでキオスクで、強烈な香りを発している煮卵「茶葉蛋(チャーイエダン)」である。茶葉蛋と言えば電鍋、電鍋と言えば茶葉蛋……これは作ってみたい。いや、電鍋を手に入れたからには作るしかない……ッ!!

・茶葉蛋を作りたい

「茶葉蛋」とは、カラつきの卵を茶葉と醤油、八角などのスパイスと煮込んだ軽食である。台湾ならファミマだろうがセブンだろうがどのコンビニでも売っている。あの台湾コンビニの何とも言えない香りは100% 茶葉蛋だと言って差し支えないだろう。

まさに台湾を象徴する香りのひとつだが、かなり強烈&独特なので、日本人のなかには慣れないという声もある。ということで、家族に気を使って、キッチンから自室に移動して調理。窓も開けて換気体制もバッチリだ。

【用意したもの】

茶葉蛋の素:1箱
卵:10個 ※箱には20個と書いていたが、半分の量にした
醤油:大さじ3 ※卵を減らしたので、醤油も少な目に

素はスーパーでよく見る「真好家(ジェンハオジャー)」のものを使用。

中にスパイスの袋と、茶葉の袋が入っており、醤油を足すだけでOKだという。以前、この素を使って普通の鍋で作った際は、火加減やら何やらが面倒だったが、電鍋なら……こうなった!

【作り方】

1.卵をゆでる。「大同電鍋で作る神ゆで卵の作り方」でやるとラク!

2.ゆで上がった卵をスプーンで軽く叩き、全体にヒビを入れる。

3.内釜に卵を並べ、卵が水をかぶるくらいまで水を入れる。醤油と茶葉蛋の素も投入。

4.外釜にカップ2杯分の水を入れ、スイッチオン!

5.「炊飯」→「保温」になったら、そのまま3時間ほど置く。


6.3時間経ったら電源オフ。そのまま一晩放置。




7.翌朝、外釜にカップ1杯分の水を入れ、再びスイッチオン!

8.スイッチが切れたら、完成。

・うまいっ!

できたー! フタをあけるとムワッと広がる台湾コンビニ臭。香りはバッチリだ。

卵のカラをむいてみると、茶色く色づいている。が、ちょっと色が薄い気がするのは、日本の醤油を使ったせいだろうか。

だが味は……完璧! 何と言っても、ちゃーんと配合されたスパイスを使っているもんね! 茶葉蛋が入った電鍋を見ながら、茶葉蛋を食べると、もうココが日本であることを忘れるくらいである。

・ただし…換気をしても家中が台湾コンビニ臭に

手順も完成したものにも満足だったが、ひとつだけ計算外れだったことがある。それは「家の台湾コンビニ臭がなかなか取れないこと」! 窓で換気を、他の部屋につながる扉はちゃんと閉めたのに、家中が台湾コンビニ臭に包まれたのだ。

あの香りが嫌いでない人なら、これはこれで好(ハオ)。「家が台湾になった~」と嬉しいかもしれないが、苦手な人にとってはプチ地獄である。茶葉蛋は換気をしても、ニオイが結構残る! 作る際はその点も頭の隅に置いておこう。

Report、イラスト:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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Source: ロケットニュース24






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