客の目にチリパウダーを投げつけた英カレー店オーナーが逮捕 / 料理へのクレームで逆上か



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日本では「お客様は神様です」という言葉があり、英語圏の国でも似たような「The customer is always right:客は常に正しい」という言い回しが、とにかくよく使われる。

ところが、あるカレー屋の主人にとって、この言葉はあまり意味を成さなかったようだ。というのも、料理の文句をつけられた主人が「客の目にチリパウダー」を投げつけ、騒動になってしまったというのである。

・カレー屋の主人と客が押し問答に

英ニュースサイト『The Telegraph』によると、騒動が起こったのは英サウスウェールズに店を構えるインド料理レストラン「プリンス・オブ・ベンガル」。この日、妻と店に訪れたデヴィッド・エヴァンスさんという男性が、ウェイターに「チキンが固くてゴムみたいだ」とクレームをつけたのだという。

デヴィッドさん側の言い分としては、その事実を告げられた主人のカムラル・イスラムさん(47歳)がテーブルにやって来て、2人は放送禁止用語が飛び交う言い合いになったとのこと。そして……

キッチンまで付いて来たデヴィッドさんの目に、カムラルさんがチリパウダーを投げつける騒動に発展してしまったらしい。なお、カムラルさん側は「デヴィッドさんが手に拳を作っていたため殴られると思い、自己防衛でチリパウダーを投げつけた」と主張しているようだ。




・マジでチリが目に入ったらヤヴァい……

それにしても目にチリペッパー……。実は筆者も、チリの一種ハラペーニョを切った後に何も考えずに目を擦ってしまい、トンでもない目に遭ってしまったことがある。そのキョーレツな痛みときたら、言葉では表現し難いほどの悶絶レベル! 目は開けられないし涙は止まらないわで、症状が治まるまで4時間ほどかかったことを覚えている。

当然というべきか、チリパウダーを投げつけられたデヴィッドさんも病院に搬送されたという。一方、投げつけた主人は逮捕され、裁判が開始したばかりだと報じられている。どちらの言い分が正しいのかは不明だが、いつでもどこでも「お客様は神様です」との言葉が通じる訳ではなさそうだ。

参照元:The Telegraph(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons


Source: ロケットニュース24






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