『酔っ手羽ヨドバシAKIBA店』の店長が周囲の反対を押し切ってメニュー化した「ジョッキ月見蕎麦」がめちゃくちゃ食いづらいッ!!



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2017年の新語・流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれた。飲食店では、まさにインスタ映えしそうなメニューを考案して、SNSで話題になることを狙っていると思う。しかし奇抜さだけが先行して、スタッフの賛同が得られないのも問題だ。

そんなメニューが、東京・秋葉原の『酔っ手羽ヨドバシAKIBA店』に存在する。奇抜さが先行してたことだけが理由かどうかは分からないが、とにかく周囲は反対していたらしい。そのメニューとは、「ジョッキ月見蕎麦」(490円)だ。名前の通りに、ジョッキに蕎麦が入っている一品である……。

・反対を押し切ってメニュー化

お店は秋葉原の複合商業施設「ヨドバシAKIBA」の8階にある。このメニューの噂を聞きつけて私(佐藤)が実際に行ってみると、壁に掲げられたメニュー写真に驚きの文言がつづられていた。

「酔っ手羽ヨドバシの店長竹内が独自に開発し まわりから「それだけはやめてくれ」と言われた問題作品を完全再現

「問題作品」「完全再現」、この四字熟語を使えば何だかちょっとカッコ良く聞こえるが、そんな大それたものじゃないだろ! それだけはやめてくれって言われてるのに……。まさかの店長開発メニューというのもまた驚きだ。さて、実際に注文してみると……

「お待たせしました~」と運ばれてきたものはジョッキ。薬味付き。

あれ? それほど変じゃない!? ウーロン茶のジョッキと並べると、割と違和感ないような……。

しかし、透明のジョッキの中をよくよく見てみると……

ソバ! 中身は完全にソバ!! SOBAだッ! 液体ではない!!




月見蕎麦だから、ちゃんと生卵(卵黄)も落としてある。

・く、食いづらい……

さっそく食べてみたら、居酒屋のそばにしては決して悪くない。専門店の味にはさすがに及ばないが、親しみやすい味と言おうか。駅のホームにある立ち蕎麦を彷彿とさせる味とでも言おうか。しかし……!

食べ始めの序盤は良かったのだが、次第に蕎麦を取りづらくなる。中盤から終盤にかけて、蕎麦を掴む難易度が増していく……。誰だよ、こんな食いづらいメニュー考えたの! お店の人間は誰も反対しなかったのかよ!!

そうだ、考えたのは店長で、お店の人間はみんな反対してたんだ……。

とにかく食べづらいのだが、終盤は箸で蕎麦をジョッキのヘリに寄せつつ、すくい上げるようにすると、何とか食べることができるぞ。メニューに書かれているように一生に一度は試した方がいいかも。ただし一度キリでいいかも……

・今回訪問した店舗の情報

店名 居酒屋革命 酔っ手羽 ヨドバシAKIBA店
住所 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAKIBA8F
営業時間 11:00~16:00(ランチ営業)、16:00~23:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24






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