【コスパ最強】中野区役所で「ちくわ天そば」を頼んだらスゴイのが来た！さらに70円でカレーも付いてきた（笑）

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“安い食堂” には心惹かれる何かがある。小奇麗な食堂よりも、小汚い食堂の方がどこか味があるような気がする。そして、役所の食堂という場所にも、何かしらのロマンがあるように思うのだがどうだろう。というわけで、用もないのにふらりと役所に行ってみた。

以前、東京・目黒区役所や練馬区役所に超デカ盛りカレーがあることをお伝えしたが、今回私（あひるねこ）が訪れた中野区役所には、そこまでド派手なメニューはぶっちゃけない。しかし、ここの「ちくわ天そば」は必見、いや必食である。すました顔をして、実にやりおるのだ！

・中野区役所の食堂へ行く

JR中野駅から歩いて数分、中野サンプラザのちょうど隣にある中野区役所にやって来た。最近は新しくてきれいな庁舎なんてのも珍しくはないが、中野区役所は建物が古いからか、まさに “ザ・区役所” といった佇まいである。

どうやら食堂は2階にあるみたいだ。割と奥の方にあるので、ちょっと緊張しつつグイグイ奥へと進んで行く。なんだか学校の職員室に入る時のような、あの感じを思い出してしまった。時刻はちょうど11時。食堂が開く時間である。

・食堂らしい食堂

たどり着いた『中野満点食堂』は、入口で食券を買って厨房のおばちゃんに渡す、いかにもな食堂だった。学生時代を思い出すな。そして置いてあるものも、ラーメン、カレーにA定食・B定食など、こちらもいかにもな食堂メニュー。なんとも庶民的な雰囲気だ。

・ちくわ天そばを注文

食券機の前で迷っていると、なんと麺類を注文したお客は、プラス70円で小鉢・おにぎり・カレーのどれかを付けることができるとのこと。何それめちゃお得ですやん！　ならばと、ここは「ちくわ天そば（税込360円）」を注文することに。あと60円出せばちくわ天を追加できるけど、まあカレーもあるし止めておくとしよう。

──後に私は、この判断が大正解であったと気付くことになる。

食券を出して、そばとカレーを注文。その間にお盆を取って準備OKだ。しばらく待つと「お待たせしました～」とおばちゃん。するとそこへ、なんかスゴイのがやって来たのである。こ、これは……！

・ちくわ天の迫力がヤバイ

でけェェェェェェエエエエ！　ちくわ天、デカッ!!　丼の上には、全長15センチ以上はあると思われる巨大なちくわ天がドッシリと横たわっていた。それも2本！　もちろん天ぷらの追加などしていないぞ。つまり、通常でこのボリュームということだ。サービス良すぎだろ！

・70円のカレー

さらに70円で付いてきたカレーも、どう考えても70円のレベルではない。ミニカレーは230円で売られていたが、もしかするとコレがそうなのかしらん？　ご飯の量もルーの量も想像以上。何にせよ、こいつは嬉しすぎる誤算である。しめて430円。コスパは最高と言っていいだろう。ていうか、ちくわ天追加しなくてよかった……。

・趣ある味わい

さっそくそばをすすってみる。やや太めの麺が特徴だが、味の方はとにかく普通だ。しかし、こういう平凡さにこそ、食堂っぽい魅力が詰まっているとも言える。そして、このそばにちくわ天がよく合うんだ。サクサク感はないものの、つゆに浸かってしんなりした衣の脂がそばと絶妙にマッチする。良い、実に良い。