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12月15日に公開され、世界中で大ヒットを飛ばしている『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』は、その出来についても評判は上々のようである。
しかし、2016年12月に心臓発作のため急逝したレイア姫ことキャリー・フィッシャーにとっては、シリーズ最後の出演作となってしまった……。そんな彼女が本作の脚本執筆にも参加し、どのセリフを書いたのかが明らかになった。キャリーが書いたと知ると、そのセリフにジ~ンときてしまうのである。
・キャリーが脚本執筆に参加していた!
米エンタメ情報サイト『People』によると、『最後のジェダイ』でメガホンを取ったライアン・ジョンソン監督が、脚本執筆にキャリーが参加していたことを語っている。彼女が書いたと言われているのは、双子の兄であるルーク・スカイウォーカーとレイアが緊迫した空気のなかで再会するシーン。
残された反乱軍の一行がハックス将軍の追跡に追い詰められているという、切羽詰まった状況の中で再会した二人。そこでルークがレイアに「髪型を変えた?」と聞くのだが……そのセリフは彼女のアイディアなのだとか。
・お決まりのセリフを言うところで……
それから、反乱軍の指揮を執ることになったホルドー中将とレイアが別れを告げる時、二人が同時に「 May the Force be with you:フォースと共にあらんことを」と、お決まりのセリフを言おうとするシーン。
そこでは、レイアが「あなたが言って。私は何度も口にしたから」と女性であるホルドー中将に譲る。そしてその言葉も、キャリーが書いたのだそうだ。
・脚本家としても活躍していたキャリー
なお、キャリーは女優だけでなく、それ以前にも自伝的小説『崖っぷちからのはがき』を執筆し、本作を映画化した『ハリウッドにくちづけ』でも脚本を担当。ドラマシリーズ『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』やテレビ映画『だって女優ですもの!』でもペンを執り、脚本家として活躍していたのだ。
キャリーが書いた『最後のジェダイ』のシーンは、女性らしさを感じさせつつもコミカルな味付けもされていて、ジョンソン監督は、キャリーのセンスが必要だったと語っている。
──そんなエピソードを知れば知るほど、キャリーの急逝が悔やまれるのは筆者だけではないだろう。続編となるエピソード9で、キャリー演じるレイア姫を見られないのかと思うと本当に残念でならない。
参照元:IMDb、People(英語)
執筆:Nekolas
Photo:(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
Source: ロケットニュース24
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