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いまAI(人工知能)がアツい! 囲碁の世界王者を破った「AlphaGO Zero」、最近ではAIスピーカーの登場など、私たちの生活のなかでどんどん身近な存在になっていると言えるだろう。
そんななか、あるAI搭載のサービスがバッシングを受けてサービス停止になったという。その理由が「セクシーすぎた」ため! 女性蔑視であると批判を受けたのだ。
・中国のVRアシスタントがセクシーすぎてサービス停止
渦中のサービスは、中国のIT企業「百度(Baidu)」傘下の「iQiyi」が展開したものだ。iQiyiは2017年3月にVRゴーグルを発表。目玉のひとつが、AI搭載のアシスタントを内蔵しているということだった。
有能なVRアシスタントにして、ガールフレンドのVivi! 「ガールフレンド(女友)」との言い方に「あれ、女性ユーザーは想定していない?」と若干のひっかかりはあるものの、Viviは必要な情報を提供、ときに仮想空間でユーザーとおしゃべりなど未来感たっぷり。だったのだが! ……2017年12月にサービス停止になってしまったのだ。
・外国メディアが批判「お胸パックリ衣装」「セクシーダンス」を問題視?
その理由を中国メディアは、外国メディアがViviの「お胸パックリ衣装」「セクシーダンス」を問題視したためだと報じている。
確かに公開されているViviの動画を見ると、え、そこまでいうほど!? たしかにViviは、シャツのボタンを3つほど開けているよう。谷間がチラ見えするが、それ以上のファンタジーはなさそうだ。ダンス映像も……ううむ、K-POPアイドルの方がよっぽど煽情的である。
・それだけじゃなかった
これでバッシングとは厳しいものだな、と思いたくなるが、調べたところ衝撃的な情報があったのである。
どうやら、ミニゲームのなかで「お胸にタッチできる仕様」だったというのだ。これが、オフィスで秘書に対する疑似セクハラができるとはいかがなものかと問題視。女性蔑視という声まで寄せられたのだ。……お胸タッチはアウトだろう。
・他の機能は魅力的なのに
ちなみにViviは、情報提供だけでなく、ユーザーの感情を読み取って気分にピッタリな映画をオススメしてくれるなどの機能を搭載していたという。うーむ、それは魅力的なのになぁ。
なお、今回の騒動について百度側は謝罪。停止の理由を「さらなるサービス向上のため」としているそう。Viviの復活があったなら、どんなビジュアルで登場するのか気になるところだ。
参照元:Youku、環球網、北京青年報、Sina WeiboVR世界官博(中国語)、The Wall Street Journal(英語)
執筆:沢井メグ
Source: ロケットニュース24
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