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いま、私の中でユニクロの「ブロックテック」シリーズがアツい。つい先日ご紹介した『ブロックテックスリムフィットチノ』に加え、スウェットみたいな『ブロックテックフリースパンツ』を部屋着用として購入したのだが……これがマジで激アツなのだ。
ちょっと掃除でもしたら、下半身は汗ダラダラ。なのにスウェット的だから動きやすい。もしやこれ、いいや、むしろこっちのほうが真冬のバイク通勤に使えるんじゃ……というのが今回の検証テーマ。最初に結論を書いてしまおう。「余裕でイケる」と!!
・チノはイマイチ
前回の『ブロックテックスリムフィットチノ』は、今となっては正直イマイチだった。実はその後、チノの名誉挽回のために「極暖」のタイツこと、『ヒートテックエクストラウォームタイツ(極暖)』とのセットでもバイク通勤した。しかし結果は……
やっぱり寒かった。昼間はイケるのだが、夜は「極暖タイツ+ブロックテックチノ」でも寒かった。期待を込めた「あわせ技」でも、私の場合はイマイチだったのだ。
・期待のブロックテックフリースパンツ
そこで起用したのが、スウェットみたいな『ブロックテックフリースパンツ』である。裾にはキュッと「リブ」が付いているので、極寒バイク通勤最大の敵「冷風」も入ってこない……ような気がする。ちなみに購入価格は2990円(税別)だ。
・上はブロックテックシルキーフリースパーカ
ユニクロのサイトを見れば分かると思うが、この商品には対(つい)になる、いわばコンビ的な商品が用意されている。それこそが『ブロックテックフリースパーカ』だ。ただでさえ暖かいフリースなのに、防風素材も入っているのだとか。私は、モフモフとした肌触りの『ブロックテックシルキーフリースパーカ』をチョイスした。
パッと見は、完全にフリース。“ちょっと近所の買い物に行くときにはピッタリ!” みたいな感じの商品なのだが、前述の通り、実は隠れた実力者。これを着てヒマラヤ山脈に行けちゃうんじゃ……くらいに暖かいのだ。ということで、この商品も「極寒バイク通勤あったか検証」に起用してみた。購入価格は3990円(税別)なり。
・この日のコーデ
そんなこんなで、上と下はバッチリ決まった。その他のコーデは以下の通り。
【上半身】
・ユニクロの「ヒートテックVネックT」
・しまむらの新日本プロレスパーカー
・ユニクロの『ブロックテックシルキーフリースパーカ』
・あとはバイク用の手袋
【下半身】
・パンツ(パンティ)
・ヒートテックくつした
・ユニクロの『ブロックテックフリースパンツ』
・コンバースの靴(ハイカット)
……のみ! 股引(ももひき)なし!! コートもなし!! ちょっとヤンキーっぽいコーディネートになってしまったが、以上のセットで極寒バイク通勤スタートである。
・昼の部
テクテクと徒歩で駐輪場に行くまでに、すでに上半身も下半身も汗ダラダラ。大げさに書いているのではなく、マジのマジで汗だくだ。ちなみにこの時の気温は12度だったもよう。このくらいの暖かさなら余裕で行ける。そして、その結果は……
余裕。当たり前だが、余裕のよっちゃん。「タイのバンコクかな?」ってくらいに暖かいバイク通勤を完遂できた。ここまでは想定内。問題は、太陽が沈んだ夜である。
・夜の部
時刻は夜の10時すぎ。iPhoneが示した気温は6度。はたして、股引なしの『ブロックテックフリースパンツ』ならびに、コートでもない『ブロックテックシルキーフリースパーカ』は極寒の強風に耐えることができるのだろうか? バイカー大注目の結果は……
なんと余裕! 繰り返す、余裕!! 余裕のよっちゃんブロックテック!!
一体、あの「チノ」は何だったのか……と思うくらいに、『ブロックテックフリースパンツ』は暖かかった。最大の敵は「風」なので、くつしたに裾をインするなどの防風対策をしたこともあるだろうが、我ながら驚くほどの余裕のよっちゃんだったのだ!
さらにビックリしたのは、実験的に、いわゆる「ヤンキー乗り」というか、両膝を思い切り開いたガニ股な感じで走行しても……ぜんぜん余裕!! 何の障害物もなく、全力で100%の風を受けても大丈夫だったのである。なにこれすごい。本当にスゴイ!!
あわせて驚いたのは、単なるフリースに見える『ブロックテックシルキーフリースパーカ』の実力である。さすがに時速50〜60キロで走行すると、強風が手の裾あたりから少しだけ入ってくる感もあったが、それでもなぜか暖かい。これは本当に驚いた!!
・結論
ということで、“ユニクロの『ブロックテックフリースパンツ』と『ブロックテックシルキーフリースパーカ』の組み合わせは真冬のバイク通勤でも耐えられる……どころか暖かい” が結論である。これは真冬バイク防寒着の革命だ。レボリューション!
参考リンク:ユニクロ『ブロックテックフリースパンツ』、『ブロックテックシルキーフリースパーカ』
Report:GO羽鳥
イラスト:マミヤ狂四郎
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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