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従業員が1人で店のすべてを切り盛りしなければならない「ワンオペ」。かつて牛丼チェーン店『すき家』が、深夜帯のワンオペ営業で大きな問題にもなった。接客から調理、配膳に後片付け……1人きりで何から何までこなすのはやはり無茶。疲れ果てた従業員が、居眠りしてしまっても何ら不思議はない。
今回も、あるレストランを1人でまわしていた従業員が居眠りをしていたそう。そこに男性客がやって来たのだが……さて、どうしよう? 諦めて帰る? それとも従業員を起こす? この客の場合、どちらの選択肢もとらず、ある「驚きの行動」に出たのだとか。一体なにをしたのだろう?
・深夜のレストランで起こった出来事
驚きの行動を取ったのは、米サウスカロライナ州に住むアレックス・ボウエンさん。米メディア『WIS-TV』によると、深夜に空腹を覚えた彼は、有名チェーンレストラン『ワッフル・ハウス』に足を運んだ。
しかし、店に入り注文カウンターの前に立っても、従業員はやってこない。10分待っても誰も現れなかったそうだ。不思議に思ったボウエンさんが、辺りを探してみると、テーブルに突っ伏して居眠りをする従業員を発見。
・従業員を起こさずに……
うーん、こんな状況どうしよう? 起こすのは忍びない気もするし、かといってお腹が空いているから帰るのも嫌だなあ。
ということでボウエンさんは、従業員を起こさずに、そのままカウンターを突っ切って調理場へ。そう、彼は食べたい物を自分で作ってしまうことにしたのだ。その様子を写真で撮影し、Facebookにアップしているが、そこには満面の笑みで作業をするボウエンさんの姿が。
グリルでベーコンを焼いたり、パンの上にピクルスを載せたりして、店のメニューであるサンドイッチ「ダブル・テキサス・ベーコン・チーズステーキ・メルト(ピクルス付き)」を作り上げてしまったのだった。写真には、居眠りする従業員の姿もばっちり写されている。
・ボウエンさん「酔っぱらっていた」
調理が終わると、ボウエンさんはグリルを片付け、サンドイッチを持って退店。その日のうちに、再び店に立ち寄って5ドル(約500円)を支払ったとのことだ。ちなみに店員からは、「店はボウエンさんが深夜におこなった行為を歓迎していない」といった内容の発言があったそうだ。
彼は『WIS-TV』にて、勝手に調理したことについて「普段はこのようなことはしないが、ウォッカを飲んで酔っぱらっていた」と弁明している。
・店側「ウチで働いてほしい」
その後、店側も声明を発表。ボウエンさんに対して謝罪を行った上で、「危険なこともあるので、カウンター内に入るべきではなかった」「ボウエンさんは料理の腕が確かなようなので、ウチで働いてもらいたいくらい」などと呼びかけた。ちなみに居眠りしていた従業員には、1週間の停職が言い渡されたようだ。
ネット上では、ボウエンさんの行動を面白がる反応が多く見られたが、中には「こういうこともあるし、やはりワンオペはダメだよね」などの声も挙がっているのだった。
参照元:WIS-TV、ABC Action News、Mail Online(英語)、Facebook
執筆:小千谷サチ
Source: ロケットニュース24
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