【南極冒険12日目】吹雪のあとの「新雪」で足場は最悪 / 曇天がもたらす意外な影響



※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。



南極点に向かって、ひたすら歩き続けている荻田泰永(おぎた やすなが)氏。前日、今回の冒険で初の休養日を設けた彼は、12日目をどう過ごしたのだろうか? 日本事務局に定時連絡が入ったので、現況をお伝えしよう。

・荻田氏からの定期連絡(日本時間 11月29日)

現在地:南緯81度20分 西経80度01分
この日の移動距離:17.1km
標高:736m
天候:曇り
気温:マイナス12度

1日休養をとった荻田氏は、この日、17km前進した。その道のりはこれまでにもまして険しいものだったようだ。というのも、前日の吹雪で新雪が降り積もり、雪面が柔らかくなっていたという。ソリが思うように前に進まず、疲労困憊したそうだ。

・晴れないと乾かない

送られてきた画像は、テント内を撮影したものだ。天井からつり下げられているのは、汗で濡れた衣類。晴天であれば衣類は次第に乾くようだが、曇り空だとなかなか乾かないとのこと。荻田氏の苦労がうかがえる画像である。天候が持ち直してくれることを願うばかりだ。




※南極お悩み相談
Twitterで荻田氏のTwitter( @ogitayasunaga )をフォローして、「#南極お悩み相談」をつけて相談を投稿すると、荻田氏が相談に答えてくれるかも! 相談内容は日本の事務局から荻田氏に伝えられるぞ。南極大陸を歩き続ける荻田氏に、何でも相談してみよう!

協力:荻田泰永南極遠征事務局
Photo:荻田泰永, used with permission.
執筆:佐藤英典
★こちらもどうぞ → 荻田氏の「南極冒険


Source: ロケットニュース24






コメントを残す