空港をウロついていた「犬の死」に世界中が涙した理由



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よく言われることだが、犬は人間のベストフレンドであり、家族の一員だ。しかし中には、そんなワンコを無残にも捨ててしまう飼い主がいる。そしてその結果……失意のあまり息を引き取ってしまうワンコもいるようだ。

・決して空港を離れようとしなかったワンコ

英ニュースサイト『The Telegraph』によると、悲劇の死を遂げたのは、南米コロンビアのパロネグロ国際空港をウロつき、獣医に「Nube Viajera(「さまよえる雲」の意味)」と名付けられたワンちゃん。

実はこのワンちゃん、空港で飼い主に捨てられたのではないかと見られているのだ。

・食べ物を全く受け付けようとしなかった犬

最初、ワンちゃんは飼い主を探そうとしていたのかクンクンと通り過ぎる人々の匂いを嗅いでいたらしい。だがやがて諦めたのか、力なくターミナルの隅に横たわっていたという。

その状況を不憫に思った乗客や空港職員がエサを与えたものの一向に食べようとせず、明らかに栄養失調の状態に……。ついに見かねた誰かが動物保護団体に連絡を取り、ワンちゃんはシェルターに収容されたとのこと。

・失意と悲しみのなか息を引き取る

その後、シェルターで注射により栄養分を投与されたが、すでに衰弱しきっていたワンちゃんの容態は回復せず、そのまま天国へ……。ワンちゃんを診ていた獣医は、海外メディアに「まるで飼い主に捨てられた失意と悲しみのせいで、息を引き取ったようだった」と語っている。




なんとも悲しすぎる話である……。何も悪いことをしていない動物が虐待されたり、捨てられたりなどあってはならないと思う。せめてそのワンちゃんが、安らかに永眠できることを祈りたい。

参照元:FacebookThe Telegraph(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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