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2017年11月19日、“連続殺人鬼” や “カルト集団の指導者” として知られるチャールズ・マンソン受刑者(83)が死亡した。1960年代にカルト集団を主導し、信者らに無差別の殺人事件を指揮したとして「アメリカ史上最も悪名高い犯罪者の1人」とも言われている。
そんなマンソンは発言の危険さでも有名だ。そこで今回は、『WatchMojo.com』が動画で発表している「チャールズ・マンソンの特にヤバい発言」のトップ10をご紹介したい。
・「俺は誰でもない」「殺人は薬局に立ち寄るようなもの」
動画『Top 10 Craziest Things Charles Manson Has Ever Said』に収められたこれらの発言。環境や時期、インタビュー相手は違っているが、発言には共通して、マンソンが持つ危険な何かがぼんやりと感じられる気がする。詳細は以下の通り。さっそく見ていきたい。
【チャールズ・マンソンの特にヤバい発言 トップ10】
第10位:「なあ神よ、俺はあんたの親友だよな。俺があんたを生み出したんだよ」
第9位:「俺は誰も殺していない。殺す必要がないんだよ。考える。そうすれば、ここにあるからな(頭を指しながら)」(本動画では、「自分が手を下さなくても、他人を操って人を殺すことが出来る」ことを伝えているのではないかと解釈されている)
第8位:「子供の頃、俺はとても賢かった。だから自分がバカであることにすぐに気付いた」
第7位:「誰でもない。俺は誰でもない。俺は放浪者でホームレスでホーボーだ。有蓋車で、ワインが入ったツボだよ。そして近づきすぎる奴にはカミソリになる」( 「あなたは何者ですか?」という質問に対して)
第6位:「ああ、とても狂ってるよ。だから何だって言うんだ? なあ、ずっと前には、狂っているのは大したことだった。でも今の時代は、みんな狂ってやがる」(「チャールズ・マンソンは狂っているか?」という質問に対して)
第5位:「あんたらこう聞いてくるよな。『責任を感じるか?』『狂ってるのか?』『こう感じるか』って。ウルフ、カバブ、ロス、バンテージ……(以下、意味不明な言葉の羅列)」
第4位:「もし俺が人を殺し始めたら、誰もいなくなるよ」
第3位:「『ヘルター・スケルター(ビートルズの楽曲)』は混乱だ。混乱は素早く降りてくる。そう見えなければ、自分の好きに呼べばいい」
「俺の音楽ではないが、そこになにが込められているか聞き取ることが出来る。“立ち上がれ! 殺せ!” と言っているんだ。なぜ俺が責められなきゃいけない? 俺がこの音楽を書いた訳じゃない。あんたの社会的意識の中にそう投じた訳じゃない」(マンソンは、ビートルズの同曲を「人種戦争と大混乱を想定した曲」だと主張していた)
第2位:「テッド・バンディ(アメリカで30人以上の女性を殺害した人物)はクソッタレでマザコン野郎だ。男らしさだか何だかを見せびらかしたかったんだろうが、俺にはなんの関係もない。俺はあんなクソ野郎どもとはつるまない。自分の足で立てる奴らだけと立つんだ」
第1位:「俺が誰かを殺したいと思えば、この本であんたを殴り殺すだけだ。そんなことをしても俺は何も感じない。ただ薬局に立ち寄るようなものさ」
・「誰でもない」と答えたときのマンソンの闇
これらの字面だけでも、えも言われぬ不気味な印象を受けるが、実際に彼が話す姿を動画で見ると、その闇はことさら強く感じられる。とくに第7位の「あなたは何者ですか?」と聞かれたときのマンソンの表情・様子は、今でも多くの人を絶句させている。怒り、悲しみ、喜び、あざけりなどの感情が一度に爆発したような態度が見られるのだ。
また彼は “普通の言葉” だけでも、人々を恐怖に陥れている。1993年に獄中にいるマンソンにインタビューを試みた米メディア『ABC News』の関係者は、以下のように話している。
「僕がマンソンの体にマイクを取り付けていたら、彼はこう聞いてきました。“どこから来たんだ、ボーイ?” 。その瞬間、僕は身の毛がよだちました」
参照元:ABC News、Hello Giggles(英語)、YouTube[1][2]
執筆:小千谷サチ
Photo:CDCR News

Source: ロケットニュース24
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