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気軽な気持ちで超ウマいトンカツが食べられる店といえば『とんかつ和幸レストラン』だ。つい先日、いつものように和幸でロースかつ御飯(定食)を食べていた時、ふと「あれ……? そういえばこの箸、メッチャ使いやすいぞ……」と思い始めた。
割り箸ではなく、ちゃんとした箸。いつもこんな箸だったっけ……? いや、思い返せば前からこの箸だったような気もする。それにしても使いやすい……と、箸のことばかり考えながらロースかつ御飯を食べ終えた。もちろん、いつものように美味かった。
そして会計のためにレジに向かうと──
売ってるーッ!! 箸の名前は「eco箸(えこはし)」で、越前塗箸(樹脂製)&食洗機対応&丈夫で使いやすいのがウリらしい。1膳680円(税込)はチト高い気もするが、これは買い! だってだって、メチャクチャ使いやすかったんだモン……。
家に帰り、あらためてeco箸をよ〜く観察してみた。一体なぜ、メチャクチャ使いやすいと感じたのかを分析するためだ。いつも使っている箸と比較してみたところ──
まず、圧倒的に持ちやすい。手に吸い付くようなグリップ力。シザーハンズならぬ、チョップスティックハンズになれるのでは……くらいの一体感がそこにはある。
なぜこんなに手に馴染むのか? その答えは、おそらく「六角形」の形状にあると私は思った。まるで、幼少期から使ってきた「えんぴつ」の形状とよく似ているのだ。
しかしながら、箸の先端は極めて細い。大げさに言えばピンセットのようなシャープさだ。先っちょを見比べてみると、いつも使っていた箸が「こん棒」に見えてくる。
さらに先端をよく見ると、先端の黒い部分は、少しばかりザラザラしている。おそらくこの部分が、「すべり止め」的な役割をしていると思われる。
それでいて、程よい重さ。ズシリとまではいかないが、ちょうどよい、ここちよい、絶妙すぎる「重さ」を手のひらに感じる。それに併せて、長さも実にちょうどよい。
そんなeco箸を使って、家で「なんてことないメシ」を食べてみたところ……
美味い! いつもより美味い!! ……気がする。ごはん&明太子の最強コンビなのだから普通に食っても美味いのだが、当社比10000倍は美味く感じる。と、その時……
明太子の「つぶ」が、茶碗の縁にポロリと落ちた。とても小さい粒群である。でも、この先端が細いeco箸なら……! 手のひらと一心同体になっているeco箸なら……!!
\ホイッ/
──と、何の苦労もなく、茶碗の中にサルベージできるのだ。なんというか、ノーストレス。いや、むしろ「思い通りに箸が扱える」ことから、ストレスどころか気分爽快。楽しい気持ちで食を進めることができるのだ。
・ストレスないと美味く感じる説
私は漫画家でもありライターでもあるのだが、ペンが変わると微妙に絵も変わってしまうし、キーボードが変わると文章も微妙に変わる気がする。使い慣れた仕事道具なら「脳 → 手 → 紙」、あるいは「脳 → 指 → キーボード」とノーストレスで気持ち(心)が伝わるから、とても気持ち良い仕事ができると昔から思っている。
それは箸も同じで、結果的に美味しさにも関係してくるのかなァ……と思った次第だ。「またまたぁ〜」と思った人は、ぜひとも一度、とんかつ和幸でeco箸を触ってみるといい。きっと「なにこの箸、メッチャ使いやすいぞ……」と思うはずだから。
参考リンク:とんかつ和幸
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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