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「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、時には、まるで映画に登場しそうな現実離れした出来事が起こることもある。
なんでも、ある女性が夫の息の根を止めようと殺し屋を雇い、その事実を知った夫が自分の死を偽造する事態が発生。FBIまで絡んで、映画のシナリオ並みに展開にした事件がスゴすぎるので、紹介することにしたい。
・妻が夫殺害を計画して殺し屋を雇うが……
豪ニュースサイト『news.com.au』によると、夫を殺そうと殺し屋を雇ったのは、メキシコ出身で43歳のマリア・ルル=ソサ。米テキサス州ヒューストンに住む夫ラモーン・ソサさん(50歳)は、サルサクラブで出会った彼女に一目惚れして、2010年に彼女と結婚。
ボクシングジムを経営していた彼のビジネスが落ち込んだ時期があり、マリアは夫の息の根を止めて資産をせしめようと目論んでいたのだ。そして、グスタボという男に連絡を取り夫の殺害を依頼するが、奇遇なことに彼はラモーンさんの知人で、本人に妻の殺害計画を明かしたのである。
・命を狙われた夫が仕返しに出ることに!
まさかの事実に大きなショックを受けたラモーンさんは、殺害計画を証明するために、妻がグスタボさんに殺しの報酬について話していている会話を録音。
そして、そのテープをヒューストン警察署に提出したところ、さらなる証拠固めのため、「夫の死を偽造して、遺体の写真をマリアに見せてはどうか」と、警察に計画を持ちかけられたのだとか。
そこで、FBIの協力を得た警察がラモーンさんの体に血糊を施し、穴の中に横たわった彼の写真を撮影。次に、殺し屋に扮した覆面捜査官がマリアと待ち合わせをして、殺害現場の写真を見せたのである。もう、まるで海外犯罪捜査ドラマや映画並みの展開ではないか!
・有罪を認めて20年の刑に!
その結果、夫の偽遺体写真を見せられたマリアは笑っていた……というから残酷な話である。こうして、捜査官により現行犯逮捕された妻は裁判で有罪を認め、2016年10月に20年の刑を課せられたそうだ。
実際には起こりそうにないことがリアルに起きて、まさに「事実は小説より奇なり」な事件なのであった。
参照元:Facebook @Ramon Sosa、news.com.au(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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