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雲を見て綿あめのようだなあと、誰しも一度は感じたことがあるのではないか。なんだったら、その雲を食べてみたいと思ったこともあるかもしれない。今回訪れたカフェ「アルファ フードアンドドリンク」は、そんな夢が叶う場所だった。
同店には「雲下コーヒー」というメニューがある。名前から想像がつくかもしれないが、コーヒーの上に雲が浮かんでいるのだ。雲は雲でも正体は綿あめ。さらにドリンクの蒸気で綿あめが溶け出し、雨のようにポタポタと降り注いでくるという仕掛け付きだ。こんなオシャレなコーヒー見たことないぞ!
・砂糖代わりにもなる綿あめの雲
アルファは京都は二条城のすぐ近くにある。ドアを開けると、看板犬がトコトコやって来て出迎えてくれた。さっそく目当ての雲下コーヒー(650円)を注文……しようとしたのだが、メニューをよく見るとコーヒーだけでなく、雲下ココアやバナナミルクもあるようだ。この日、記者は紅茶が飲みたい気分だったのでミルクティーにしてみた。
ワクワクしながら待つこと数分、雲下ミルクティーの登場だ。モフモフとした綿あめはまさしく雲! 早くもミルクティーからわき上がる熱でポトポトと雫を落とし始めている。案内によれば、ある程度溶けるのを楽しんだ後は、綿あめをドリンクにドボンさせて砂糖代わりにして飲むと良いそうだ。
せっかくなので溶けきるまで眺めていたのだが、15分ほどで綿あめは跡形もなく溶け切ったぞ。飲んでみると、確かに程よい甘さがプラスされていて驚きだ。ただ一つ、カップの持ち手がベトベトになってしまったので、自分で綿あめが落ちる位置を調整した方が良いだろう。
・スイーツにもアイディア満載
雲下コーヒーを待つ間、スイーツでもいかがだろう。オススメは「鉢植デザート」(550円)という、見た目がまるで植物な一品だ。なんだコレ食べられるの? こんなのワクワクが止まらない……! ちなみに平日であれば、雲下ドリンクとセットで100円引きになるぞ。
土に見えるソレは、クッキーを細かく砕いたもののようだ。ちょこんと生えた葉っぱはミント。スコップ型のスプーンで掘りながら食べていくと、ホイップクリームとフローズンされたバナナが出てきた。季節によって中のフルーツは変わるようだ。
京都は学生が多いからか、カフェや喫茶店が多い。記者も学生の頃はあちらこちらに足を運んだものだ。そんな数あるお店の中でも、メニューの奇想天外さが異彩を放つアルファ。カフェ好きな彼女や彼氏を連れて行ってあげれば、ポイントが上がること間違いなしだぞ。京都に訪れた際に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 Alpha foods&drink (アルファ フードアンドドリンク)
住所 京都府京都市中京区西大黒町327
時間 11:00〜18:00(18:00~バータイム)
定休日 水曜日、その他不定休
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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