※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
店で食事をするには金がかかる。言うまでもなく現代の常識だ。その際に支払う金額は、基本的に店側が設定するのが普通である。しかし、その常識が今、大きく覆されようとしている……。
事件が起きようとしているのは、明日2017年10月19日、東京・西新宿に新たにオープンする「つけ麺 赤とんぼ」だ。驚くべきことに、なんとこの店はオープンから3日間限定で、つけ麺の値段を客に決めさせようというのである!
な、なんだと……? それが本当なら、我々はつけ麺を “0円” で食べられるかもしれないではないか。真相を探るべく、オープン間近の店舗へと乗り込んだ!!
・つけ麺の新店
かつて惜しまれながら閉店した赤坂の名店「赤とんぼ」が、「つけ麺 赤とんぼ」と装いを新たに復活を果たす。場所は都営大江戸線・西新宿五丁目駅から徒歩5分ほどの路地だ。今回私(あひるねこ)は、そのメディア向け試食会へとやって来た。
・値段は客次第
もちろん味も気になるものの、10月19日のオープンから3日間限定で実施されるキャンペーンが圧倒的にヤバすぎる。本来なら税込880円の『つけ麺』の値段を、各日先着100名限定(期間中1回限り)で客が決めていいというのだ!
つまり500円だろうが1万円だろうが、決めるのは客次第というわけ。ってことは……やろうと思えば0円でもいけてしまうではないか! 店公認で食い逃げできちゃうじゃんかよ!! やべェェェェエエ! しかも、麺の量は小、並、中、大、どれでも可という腹の据わり方である。
・正気なのか?
でもさぁ、0円とか気まずくて無理っしょ? と思いきや、料金は店員さんに直接払うのではなく、箱に客自ら入れてもらう予定だそうだ。つまり、店側も誰がいくら入れたのかわからないのである。マジか……。そこで、店長さんに頭は大丈夫なのか聞いてみた。
──こんなんやって、0円で帰られたらどうするんですか?
店長「ある程度は、想定しております……!」
──どうなっても知りませんよ?
店長「覚悟しております……!!」
・こだわりの煮干し系つけ麺
そこまで言うならもはや止めまい。さて、それでは客に値段を決めてもらうというその『つけ麺』を食べてみようか。醤油ベースのスープには、千葉県産のかたくち鰯、真鰯、うるめ鰯の3種類の煮干しが使用されているとのこと。
・具だくさん
そして麺には、海苔、メンマ、チャーシュー、味玉、青ネギ、白髪ネギ、糸唐辛子……って馬鹿! 期間中はこんなに乗っけなくてもいいだろ…! コスト下げとけよ……!! と言いたくなるくらい、手抜きのないガチな状態で出てきたぞ。
モチモチした太麺が、煮干しの風味が強いスープによく絡む。濃厚ながらも、苦味やエグみは控えめなのが個人的に嬉しい。一気に完食し、スープ割りも楽しんだ。ゴチ! しかし、お客は皆これから値段を決めるのか……。
・いくら払う?
このつけ麺にいくら払うか。0円でも100円でも1000円でもいい。それは完全にあなた次第である。実際に店舗を訪れ、自分の舌で味わって判断してくれ。お店に悪いので少々書きづらいのだが……繰り返し強調しよう。0円も可! 0円も可ァァァアア!! 現場からは以上です。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 つけ麺 赤とんぼ
住所 東京都新宿区西新宿4-16-3
時間 11:00~15:00、17:00~21:00 ※スープがなくなり次第終了
休日 日・祝
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。