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内定辞退6割 地方公務員採用の厳しい事情
「北海道職員の採用試験の合格者の6割前後がここ数年採用を辞退している」
今月になって入ってきたニュースです。都道府県の職員と言えば、安定していて、地元に貢献できる職業。地方では特に人気が高いというイメージがありました。
最近の就職戦線は、学生優位の売手市場が続いているとはいっても、いくらなんでも6割は高すぎるのではないか。何が起きているのか、北海道庁の人事委員会事務局に聞いてみました。
「北海道ではこれまで札幌市と試験日が同じだった。しかし、多くの人に受験してもらえるよう試験の日程を別の日にずらし、併願できるようにした。その結果、両方に合格した学生が札幌市をはじめとした道内の自治体に流れた」
「広い北海道では道庁に勤務すると、各地の振興局など札幌から数百キロ離れた場所に赴任することもある。これを嫌い地元の自治体を希望する内定者が多いのではないか」
地元志向の強さが内定者が流れた原因の一つと見ています。
公務員採用の厳しい状況について、全国で公務員の採用試験などに向けたコースを提供している予備校「東京アカデミー」に聞いてみました。
東京アカデミーも公務員志望者が減る中、学生を自治体間で取り合う競争が起きているとみています。
学生の売り手市場で民間企業が待遇を改善→民間企業の志望者が増加・公務員の志望者が減少→自治体の間で学生の取り合いが激化…という見方です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171006/k10011169581000.html
関連
労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)8月分 (2017年9月29日公表)
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
・就業者数は6573万人。前年同月に比べ84万人の増加。56か月連続の増加
・雇用者数は5840万人。前年同月に比べ97万人の増加。56か月連続の増加
・正規の職員・従業員数は3421万人。前年同月に比べ56万人の増加。33か月連続の増加。
非正規の職員・従業員数は2054万人。前年同月に比べ18万人の増加。6か月連続の増加
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Source: ライフハックちゃんねる弐式
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