※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
タバコを吸うにあたり、必ず頭に入れておかなければいけないのが「火の取り扱い」をしているという認識だ。周囲をヤケドさせないよう気をつけて吸うのはもちろん、火事の原因になる可能性もあるため、いついかなる時でも喫煙者は油断をしてはいけない。
なぜ当たり前のことを改めてお伝えしているのか。それは海外で身の毛もよだつ事故が発生。車でスプレーを使った後にタバコを吸った人物が、爆発に巻き込まれたばかりだからである。
・ガスにタバコが引火
海外サイト「BBC」によると、事故が起きたのはイングランドのサウスエンド。車に乗った人物が消臭スプレーを車内に吹きかけてタバコを吸ったところ、充満していたガスに引火し、車が爆発したのだという。
爆発の影響により、車のドアはすべて大破し、屋根も破損。ガラスも飛び散る惨状となったそうだ。誰もがスプレー缶と火の危険性を知っているはずだけに、なぜ起きたと思うところだが……
・車の中でスプレー缶を使うのは危険
実をいうと、スプレーとタバコでボカンという事故は後を絶たない。車内でなくとも、密閉された空間でスプレー缶を使用し、タバコから引火する事故も過去に起きているように、危険性を知らない人はまだまだいるのだ。
これから涼しくなる時期なので心配はなくなりそうだが、冷却スプレーや虫除けスプレーなども同様に危険を伴う。もし車内でスプレーを使った時は、ドアを開けて十分に換気するなどしよう。また、JAFでは「車内冷却用スプレー使用後の注意点」に関しても紹介されているので、知らなかった人はご参考に。
・不幸中の幸い
ちなみに、事故に遭った人物の性別は不明。車が大破するほどの爆発で病院に搬送されたにもかかわらず、命に別状はないとのことなので不幸中の幸いだったと言える。タバコだけに限らず、スプレー缶と火の取り扱いには気をつける必要がある。改めてそのことを教えてくれる事故だ。
参照元:BBC(英語)、JAF
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。