【せつない】コロコロアニキのドンジャラで遊んだら、懐かしいだけじゃなくいろいろな意味で涙が出てきた

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初めて「自分で買って読み始めた雑誌」を覚えているだろうか？　おそらく昭和丸出しのおじさんたちは、この2つの漫画雑誌にわかれると思う。小学館の「コロコロコミック」と講談社の「ボンボン」だ。

コロコロは現在も発売中で、今年で創刊40周年を迎える。さらにコロコロ卒業世代……という名のおじさん層に向けた「コロコロアニキ」を増刊として発行している。

そんなコロコロアニキがテーマのドンジャラが、バンダイから予約販売されているのをご存知だろうか？　実際に商品で遊んでみたところ、パイに描かれたキャラクターを懐かしく思うと同時に、いろいろな意味で涙が出てきた（泣）。まさかこんな日が来るとは、子どもだった頃には夢にも思わなかったんだ……。

・メディア対抗ドンジャラ大会

今回のドンジャラはコロコロアニキ主催による、メディア対抗戦だった。会場はドンジャラの発売元のバンダイ本社で、対戦メディアは当ロケットニュース24と、ねとらぼ、@DIME、GetNavi Webの4社であった。まさかこんな形で他のメディアと戦うことになるとは。しかも優勝者の賞品がムダに豪華！　なななな、なんと……

ゲーム終了時にもっとも得点が高かった人は、『ゲームセンターあらし』のすがやみつる先生に似顔絵を描いてもらえるというのである！　マジかよ、ほしい!!　ゲームセンターあらしといえば、単行本がボロボロになるまで読んだ思い出がある。絶対に勝ちたい！　いや、必ず勝つぞ!!

・名作キャラ集結

コロコロアニキのこのドンジャラ、当然パイには、往年のコロコロコミックの名作のキャラが描かれている。ゲームセンターあらしはもちろん、おぼっちゃまくん・つるピカはげ丸・ダッシュ！四駆郎・ドッジ弾平……などなど。なんという懐かしさ！　見ているだけで小学生の頃の記憶が鮮明によみがえってくるようだ。

なお、使用するチップ（ドンジャラ札）の単位は “おぼっちゃまくん仕様” となっており、単位が極端に高い。10億点・5億点・1億点……って、発想が小学生やないか！

順番にパイを引き、絵柄を合わせて行くのがドンジャラのルール。あがり手の絵柄さえ覚えてしまえば、有利にゲームを進めることができるのだが……。

・コロコロの思い出

まず私（佐藤）が試みたのは、あがり手の絵柄を覚えること。ふむふむ、パイをこうやって揃えれば……なるほど！　いや～、それにしても懐かしいな～。現在40歳を超えた私がコロコロを読んでいたのは、軽く30年近く前のことである。あの当時、地元の街には1軒しか書店がなくて、発売日に自転車で買いに行くのが楽しみだった。

街の小さな本屋さんは、仕入れの数も少なかったようで、みんなみんなコロコロを買える訳ではなかった。そこで、誰かが買ったコロコロをみんなで回し読みしたっけなぁ……（遠い目）。

一番好きだったのは、やっぱ「ゲームセンターあらし」じゃったのぅ。ファミコン登場前のその当時は、まともな家庭用ゲーム機がなかったから、ゲームをやるならゲームセンターに行くしかないんじゃ。しかし地元は田舎じゃったから、立派なゲームセンターなんて存在しなくてのぅ。それゆえ、漫画の世界に強い憧れを抱いたんじゃ……。