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たとえ制服がなくても、学校や職場では適切な服装を心掛ける必要がある。だが時として、“適切” の解釈の違いによって、トラブルが起きてしまうこともあるようだ。
以前にロケットニュースで、短パンで出勤した男性が家に帰されてしまい、法律を逆手に取ってワンピ姿で職場に戻ったニュースをお伝えしたことがあった。そして今度は、「肩だしのトップス」で登校した女子生徒が帰宅させられる事態となり、それに抗議した男性生徒が、「問題のアイテム」を着て学校で抗議したというのである!
・肩だしのトップスを着た女子高生が帰宅させられる事態に!
米ニュースサイト『Some E Cards』によると、米カリフォルニア州ホリスターの高校で、新学期の初日に女子生徒50人が肩だしのトップスを着て登校したところ、服装が適切ではないとして帰宅させられてしまったとのこと。
肩だしのトップスはファッション用語で「オフショルダー」、日本では略して “オフショル” と言われることが多いので、こちらの呼び方を使いたいと思う。なんでも、同校の服装規定ではオフショルが禁止されているというのに、「今まで同アイテムを着た生徒が注意されることはなかった」というのである。
・男子生徒がオフショル姿で登校して抗議!!
その事実を裏付けるために、ある男子生徒が過去の卒業アルバムを確認したところ、オフショルを着ている生徒のオンパレード! それなのに、予告もなしに突然 “オフショル禁止令” が施行され、「それはおかしいでしょっ!」とばかりに、女子だけでなく男子までオフショルを着て登校し、抗議する展開になったのだ。
女子の服装規定について、男子も一緒に立ち上がってくれるとは、なかなか心強いではないか!
・オフショルで男子生徒を刺激しないため!?
生徒の一致団結した抗議が功を奏したのか、校長先生は聞く耳を持っていた様子で、「女子生徒の服装を非難するつもりはなかった」と、メディアのインタビューでコメント。
どうやら、露出が多い服装で男子生徒を刺激しないようにとの配慮から、オフショル禁止令が発令されたようだが、これから学校側が、どのように対応していくのかが気になるところだ。
ある海外の学校で、「女子はショートスカートがOKなのに、男子の短パンがNGなのはおかしい」と、男子生徒が抗議したニュースが話題になったこともあった。近年は男女平等が進んでいるだけに、場合によっては服装規定の内容が性差別に当たる可能性もあるため、なにかと繊細な問題になってきているようだ。
参照元:Twitter @andrei_418、Some E Cards(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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