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おそらく多くの大人には「昔はよく食べていたけど、最近は全く見かけないし口にもしない」といったお菓子が1つや2つあることだろう。2017年8月いっぱいで生産を終了する「ピックアップ」の例を挙げるまでもなく、終売が決定してから嘆いても時すでに遅し……。あのお菓子たちには2度と会えないのだ。
そんな悲劇を回避すべく、全力で往年のお菓子の魅力を改めて振り返る新企画、それが「絶滅危惧お菓子」のコーナーだ。記念すべき第1回は、ヤマザキビスケット株式会社(旧ヤマザキナビスコ)の『ピコラ』を全力でご紹介したい。
・100円ショップで探索
まず、このコーナーでご紹介するお菓子が「本当に絶滅危惧種なのか?」については記者の独断と偏見であることを断っておきたい。「昔はよく食べたけど最近は全然見かけないお菓子」を、主に100円ショップでチョイスしている。なぜなら絶滅危惧お菓子は、コンビニやスーパーにはほとんどなく、何とか100均で踏ん張っていると推測されるからだ。
明治の「ポポロン」は既に終売し「ピックアップ」も間もなく生産終了。ブルボンの「ピッカラ」も6割の人が何のことかわからないというこの時代。待ってろ絶滅危惧お菓子たち……! 絶対にお前たちをこの世から無くさせないからな!!
・1976年発売
さて、今回ご紹介する『ピコラ』は、クレープクッキーの中にチョコレートをコーティングした、スティックタイプのチョコ菓子である。発売開始は1976年、つまり41歳、100円ショップならば108円で購入可能だ。
ピコラで思い出すのは「子供会の催しもの」で、大人たちから配られるお菓子セットの中には必ずといっていいほどピコラが入っていたこと。クレープクッキーの軽いサクサク食感は子供たちにも大人気で、ピコラが入っているだけでお菓子セットのグレードが1ランクアップした気になったものだ。
・イチゴ味もウマい
味はチョコレート味とイチゴ味があり、イチゴ味もめちゃめちゃウマい。お菓子は多くの場合、スタンダードな味の方がクオリティが高いものだが、ピコラはイチゴ味も激ウマ。もし両方売っていた場合は、2種類とも購入することをオススメする。
また、冷蔵庫で冷やして食べるとワンランク上の美味しさになるから、購入したら真っ先に冷蔵庫に放り込んでおくといいだろう。意外にも知らなかった大人が多かったが、食べた全員が「ウマい」と口を揃えていたことは記述しておきたい。
冷静に考えて、このクオリティで12本入りならば、チョコ菓子の中でもかなりの高コスパといえるハズだ。本当に優秀なお菓子なので「そういえば最近食べてないな」という人は、ぜひ100円ショップに足を運んでみてくれよな!
参考リンク:ヤマザキビスケット株式会社
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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