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勉強や仕事と違って、恋愛は頑張りすぎると相手に引かれてしまうこともあり、ある程度駆け引きが必要ではないかと思う。
まさに、そんな感じでグイグイと迫ってしまった男性が、ネットで話題になっている。なんでも彼は、出会ったばかりの意中の人に「初デートのアイディア」をパワーポイントで資料にして送ったところ、相手にブロックされてしまったという。しかし、けなげな彼と「デートしたい!」という人が現れたというから、「捨てる神あれば拾う神あり」とはこのことである。
・意中の人に「初デートのアイディア」をパワポ資料にして送ったら……
アイルランドの情報サイト『Her』によると、英ロンドン在住の同性愛者ベン・ヴェルジアンさんが、出会い系アプリ「Tinder」でトムという男性とマッチ。初デートに出かけることになったのだという。
メッセージのやり取りが大いに盛り上がり、トムさんから「初デートに何か良いアイディアはある!?」と聞かれたベンさんは、他のライバルに差をつけようと思い立ち、デートのアイディアをまとめたパワポ資料を送信!
その資料には、「今週は天気が良くないので、屋外のイベントはなく屋内で楽しめることが良いのでは?」とか、「博物館デートはどうでしょうか!?」といった具合に、提案した場所の見どころやアイディアの詳細がテンコ盛りに綴られていたのだ。
・相手にブロックされちゃった!!
ベンさんは、二人の会話から「トムさんも似たようなユーモアのセンスがある」と感じ取っていたため、パワポ資料にもウケてくれると思っていたのだとか。
ところが、彼流のユーモアが「愛に飢えて必死になっている男」と勘違いされてしまったのか、トムさんはTinderとチャットアプリ「What’s Up」の両方でベンさんをブロック! デートのアイディアをしたためたパワポ資料を送ったせいで、トムさんと全く連絡が取れなくなってしまったのだ。
だがしかし……! ベンさんの積極性は、結果的にに思わぬ幸運を呼び込むことになる。
・デート相手に立候補するユーザーが登場!
以前にロケットニュースで、片想いの相手に『私とデートするべき理由』と題したパワポ資料を送りつけた女性についてお伝えしたことがあった。彼女も相手の返事はつれなかったものの、あのマイクロソフト社から「パワポ資料の充実ぶりに感銘を受けた」とTwitterでコメントを貰ったのである。
それと似たようなことが、ベンさんの身にも起こったらしい。というのも、トムさんから拒否られてしまったベンさんの元に、他のユーザーから「僕がデート相手に立候補してもいい!?」といったコメントが届き、新たな恋のチャンスが到来したというのだ。
相手ありきで成り立つ恋愛では、最初からガッツいてアプローチしたところで成功するとは限らない。上手に駆け引きして、恋心を小出しにしていく方が効果的なのかもしれないが、自分を売り込むこともまた大切。ベンさんのように、思わぬ形で相手が現れることもあるのだから。
参照元:Twitter @velzzb、Her(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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