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好きこそものの上手なれ。スポーツでも、仕事でも、食でも、好きなものへの情熱というのはバカにできない。そして、芸人たちが好きなものへの情熱を語り合う人気番組が『アメトーーク!』だ。
そんな本番組の企画「カレー大好き芸人」において、話題となったカレーが六本木ヒルズで再現されているという。何を隠そう私(中澤)もカレーが大好き。というわけで、その味を確かめてきた!
・テレ朝夏祭り
そのカレーが出されているのは、六本木ヒルズの脇に設置された屋外食堂『大屋根プラザ』だ。2017年7月15日から始まったテレ朝・六本木夏祭りのイベントの1つとして設置されている。
行ってみると、『アメトーーク』以外にも映画『ラストレシピ』や『ワイド!スクランブル』など、テレ朝のいろんな番組とのコラボメニューが出店されていた。
・アメトーークの店
メニューには、ビールやかき氷などもあり、夏を満喫する家族連れの姿がちらほら見られる。さっそく、『アメトーーク』の店を覗いてみると、メニューは「ごちゃまぜ!バザーのカレー(750円)」「パクッりたい−1ハンドケバブ(800円)」「カキゴーーリ(550円)」の3種類。
「パクッりたい−1ハンドケバブ」は、山崎弘也(ザキヤマ)さんと藤本敏史(フジモン)さんの「パクりたい−1グランプリ」にかけたもので、「カキゴーーリ」はアメトーークカラーのシロップがかかったかき氷のようだ。
・名に恥じぬカレー
多少、強引さを感じるのもご愛敬だろうか。とにかく、『ごちゃまぜ!バザーのカレー』を注文したところ、待つことなくカウンターにカレーが到着。
見た目はごく普通のカレーである。それもそのはず、番組で言っていた「バザーのカレー」とは、PTAのバザーで出される各家庭の味が集まったようなカレーのことを指しているからだ。ひと口食べてみると……
うん、普通だ。気のせいか、ほのかにレトルトのような風味も漂っているが、そもそもカレーをレトルトで作る家庭もあるかもしれないし、そういったものをごちゃまぜにしてると公言しているわけだから、なんらおかしくはない。全くもって名前に恥じるものではないと断言できる。
・店や家では食べられない味
特徴を挙げるなら、入ってる肉の種類が豊富なことか。豚のバラ肉からホルモン、角煮風、そして鶏肉まで、まさに「ごちゃまぜ」である。裏を返せば、自分の家や店では絶対に作らないカレーだ。
風吹き抜ける巨大ビルの根元、今まさに命を振り絞るセミの声が響く。ビルに切り取られた空は、なぜかいつもより低いような気がした。
なお、『大屋根プラザ』には入場料などは必要ないため、フラッと入って夏気分を味わう分にはオススメだ。また、夏祭りの終わる8月27日まで、テレ朝・六本木ヒルズ周りには多くのアトラクションが設置されているため、家族連れだとより楽しめることだろう。ぜひ子供を連れて行ってみてくれ。
参考リンク:テレ朝夏祭り
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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