福岡県の隠れたB級グルメ「ビーフバター焼き」がバリうま！ 空港でも食べることができてお手頃価格と死角なし

福岡県のグルメといえば、とんこつラーメンにもつ鍋、さらには明太子に博多うどん……といったようによりどりみどり。ちまたでは「福岡県に行ったら太るから気をつけろ」なんて言われているとかいないとかで、とりあえずウマいものばかりだ。

福岡県を訪れてオーソドックスなものを食べて帰るのは最高。しかし、忘れてはいけないのがフラッと入って満足できる「B級グルメ」の存在である。これを機に「ビーフバター焼き」という名前を覚えておいても損はないだろう。

・老舗の洋食店

そのネーミングからすでにウマそうだが、実際に食べてもウマい。それがビーフバター焼き。提供してくれる洋食店「グルメ風月」は、鉄板焼きの老舗であり、今では福岡県内に複数店舗を抱えている。なんでも、天神のお店はこれまで約50年もサラリーマンの胃袋を満たしてきたのだそう。

その歴史にビビるが、私（筆者）が訪れたのは、そのうちのひとつ。リニューアル改装中の福岡空港国内線のフードコート内にある「天神 B.B.Quisine（ビー・ビー・キュイジーヌ）」だ。これまたイカしたネーミングだが、空港内にもかかわらず600円という価格設定は嬉しいものがある。

・見るからにウマそう

まずはカウンターで注文を済ませ、席を確保。フードコートのあのベルがブルブル鳴って、取りに行くと……ほわぁぁぁ！　アツアツの鉄板皿に乗った「ビーフバター焼き」のジュージューという音が耳を刺激し、これだけで茶碗3杯の米を食べることができそうだ。

ただ、これは幸せの入り口にすぎず。油が飛び散るのを防ぐ仕切りをパカッと外せば、真の姿が出現！　バターソテーされた薄切りの牛肉がパスタの上に豪快に盛られているだけでヨダレが出そう。さっそく、一口食べてみると……う、うまかぁ〜！

・死角なし

なんというか、自分がフードコートにいることを忘れてしまうほどのハイクオリティーである。気分は街角にあるオシャレな洋食屋……手造りだという醤油ベースのバーベキューソースがカリッと焦げたパスタにマッチしていて激しく美味。絡めて食べたら、そこにあるのは天国（ヘブン）だった。

また、鉄板焼きのウリである “焦げ” までウマいし、すべてにおいて死角なし。それでいて、パンチが効いていると思いきや決して重すぎず、パクパクいけてしまうのもグッドだった。男性ならペロリと食べられる人も多いのではないだろうか。

・好みのトッピングでカスタマイズも可能

見てよし、聞いてよし、嗅いでよし。さらに食べてよければ喉を通ってもよしと、「ビーフバター焼き」はまさに五感が刺激されるような一品であった。ちなみに「天神 B.B.Quisine」では、好みのトッピングでカスタマイズできるから女性でも気軽＆オシャレに食べられることだろう。ぜひ挑戦してみて欲しい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名　天神 B.B.Quisine（ビー・ビー・キュイジーヌ）
住所　福岡県福岡市博多区大字下臼井767−1 国内線ターミナルビル2F
時間　6:00～21:30（LO21:00）
休日　なし

Report：原田たかし
Photo：RocketNews24.

Source: ロケットニュース24