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旧約聖書に登場するバベルの塔。天に届くほどの高さを目指しながらも、それは失敗に終わる。もし完成した塔が実在したなら、一体どれほどの高さだったのか。我々はそこにロマンを馳(は)せずにはいられない……。しかし、バベルの塔はここ日本で完成していたのだ。
東京・下北沢の地で、私(あひるねこ)は実際にこの目で見た。天空にそびえ立つかのような巨大なタワーを。神をも恐れぬ人類の英知を。果てしなくインスタ映えする、超フォトジェニックな激うまチキンを! 新たな歴史誕生の瞬間を、どうか見逃さないでほしい。
・他人とは思えない
常に何かヤヴァイものを見つけようと血眼になっている我々ロケットニュース24であるが、下北沢にあるお店「ロケットチキン」には、名前だけでもうビビッときた。実に……実にいいネーミングセンスだ。これはぜひ入らなければなるまい! その結果、私はドえらいものを目にすることになる。
・ロケット型のチキン?
名前からもわかるように、こちらはチキンのお店だ。まずは券売機で食券を買うのだが、ここで定食のチキンの個数を選択する。6個(1180円)の場合は、チキンをロケット型にすることができるという。そんなもん、明日死ぬとしてもロケットにするわ。しかし、本当にヤヴァイのはここからだった。
・MAXの高さを目指す
何気なくお店の方に「最高だと何個までロケットにできるんですか?」と聞いたところ、まさかの「12個までいける」という回答が! いや、12個って!! 方法はこうだ。4個の定食(980円)を3人前、または3個の定食(880円)を4人前注文する。すると、全部のチキンを1つのロケットにすることができるのだ。
・究極の超巨大チキンタワー
頼む、私を男にしてくれ……! 店員さんに頼み込み、1人だが4個定食を3人前お願いした。これで12個のロケットが完成するのか、ゴクリ。しばらくして、いよいよ現代に蘇ったバベルの塔がその姿を現す時がやってきた。さあ刮目せよ! これが、究極のロケットチキンだぁぁぁぁぁあああ!!
・蘇るバベル
で、でけぇぇぇェェェェェェエエエエエエエ!!!! なんじゃこりゃァァァァァアアア!!!!! ていうかこれ、本当にチキンか? 高さ約60cmというその御姿は、ジャンル分けするなら完全に建築物。塔やん! バベルの塔やん!! ああああああ、このチキンによって人々の言語が混乱するよーーーーッ!!!
・激烈にインスタ向き
神に許しを請うと同時に、そのあまりにもフォトジェニックな佇まいにも感銘を受ける。これはインスタ女子じゃなくても写真撮るって! ただ6個ならまだしも、12個となるとどう撮影したらいいのか全然わからん。みんなもいろんな角度から撮影してみてくれよな。
・見た目に負けないおいしさ
さて、高さのことばかり書いてきたが、実はここからが本題である。このチキン、なんとめちゃくちゃウマいのよ。さすがに、そのままかじりつくわけにもいかないので、1個ずつ皿に取って食べていく。ワオ、チキンがそもそも超ビッグ! 普通のから揚げの倍くらいあるぞ。
・軽ーーーっ!
これはパンチ効いてそうだなーと思いながら1口食べた瞬間の、このサクッとした軽やかな食感はなんだ! 見た目のゴツさからは想像もできないほどの軽さ。そして、おそらく胸肉なのだろうが、中身も非常に柔らかくサッパリしている。なんて女子ウケしそうなギャップ。たぶんこいつ、モテるぜ。
・タルタルが優秀
実際に女性人気が高いらしいのだが、このチキンは自家製タルタルと一緒に食べるとさらに魅力が増すのだ。タルタルはピクルスのシャキシャキとした食感が残っていて、単体でもかなりウマい。これだけでご飯が食べられるレベル。
スパイスが効いたチキンはどこか海外を思わせる味だ。タルタルとの相性は見事なまでにバッチリ。さらにテーブルにはニンニク、てりやきソース、チリソースが置いてあり、それらをタルタルに混ぜてカスタマイズすることもできるぞ。チキンと同じくらい、このタルタルには主役感がある。
・新たな歴史の誕生
神になった気分で塔を崩す私であったが、さすがに全部を食べきることは不可能だった。しかし、残ったチキンは包んでくれるので安心してくれ。新しいタルタルも入れてくれてうれC~。そう、このどこまでも軽くてウマいバベルの塔は、自らが神になるという形で再び現代に蘇った聖なるタワーなのだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ロケットチキン 下北沢店
住所 東京都世田谷区北沢2−32−6 1F
時間 11:30~23:00
休日 年中無休(休みの場合はSNS告知)
参考リンク:ロケットチキン
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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