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1円玉や5円玉など小さな額の小銭を使い切れずに、家に貯め込んでいるという人は結構多いのではないだろうか。
そんな、少し使い勝手に困ってしまう小銭を、あるアーティストが路上に1万5000枚放置して、通りがかりの人がどんな行動を取るのか確かめる社会実験を決行! 願掛けしたり記念撮影する人などが現れ、小銭の山を前にした通行人の様々な反応がナカナカ興味深いのである。
・大量の小銭を道に放置する社会実験
米ニュースサイト『Mashable』によると、「1万5000枚もの小銭を路上に放置」して通りがかりの人々の反応を観察したのは、フランス人のアーティスト、ラナ・メシックさんだ。
英ロンドン滞在で近々オランダに引っ越す予定だという彼女は、展示会の作品で使用した1万5000枚もの2ペンス(約2.9円)コインをどうしたものかと悩んでいたのだとか。そこで、ルームメイトのジャマル・マクマランさんと相談して、道に大量の小銭を放置したら、一体人々がどんな行動に出るのか確かめる社会実験を行うことにしたのである。
・1万5000枚の小銭の結末は……!?
2ペンスコインとはいえ、1万5000枚あれば日本円にして約4万3500円にもなる。それだけあったら、近場の国内旅行ぐらいなら2泊3日ほど余裕で行けてしまうだけに、かなり良いお小遣いになることは間違いない。
こうして二人は、重さにして約105キロもあるコインを自宅アパート前の路上に山積みにして、部屋からカメラを回して人々の様子を撮影したのである。
・小銭を頭の上からバラバラと撒いて願掛けをする人も!
すると、人通りが少ない路上に置かれた大量の小銭の山に、通りすがりのほとんどの人が足を止め、まずは「なぜ、こんな所に小銭が山積みに……」と言った具合にいぶかし気に眺めている。
なかには、なぜか小銭の山の上に傘を置いて記念撮影する人もいれば、何枚かくすねて去っていく人も。一番傑作だったのは、手ですくった小銭を頭の上からバラバラと撒き、願掛けのようなことをしている人だ。
それぞれが道に置かれた大量の小銭を楽しんでいたのだが、2人の男性が現れてコインを全て持って行ってしまい、そこで社会実験は終了と相成ってしまった。
人通りが多い路上に1000円札を置いて、日本人がどんな反応を示すのか外国人が実験した動画を見たことがあるのだが、「誰も盗もうとせずに驚いた」というオチになっていた。同じような実験を各国で行ったら、それぞれのお国柄が現れて面白い結果になりそうである。
参照元:Twitter @JHM_UK、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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