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2017年5月16日、総務省が発表した『家計調査報告』に衝撃が走っている。なんと2016年、2人以上の世帯における1世帯当たりの平均貯蓄在高は「1820万円」だというのだ……ってマジかよ!
景気についてはいまだ暗い話題が多いこのご時世、多くの人が「不景気ですね~」って顔をしているが、なんだみんな持ってるのか……。ダチョウ倶楽部じゃなくても、ついついこう言いたくなるではないか……聞いてないよォォォオオオオ!
・ご家庭の平均貯金額
今回の発表は、あくまで「2人以上の世帯における1世帯当たりの平均貯蓄額」なので、独身貴族たちの貯金額は含まれない。簡単に言えば「ご家庭の平均貯金額」と言い換えていいだろう。
ただ、安心していいのは(?)全世帯の67.7%は貯蓄額が1820万円を下回っているということ。つまり全体の30%強の世帯だけが1820万円以上の貯蓄があるというわけだ。また、中央値(貯蓄がある世帯を順に並べてど真ん中に位置する金額)は「1064万円」だという。
さらには、世帯主が60歳以上の家庭では、平均貯蓄額は「2385万円」というから驚きを隠せない。おれおれ詐欺などで、ご老人がビックリする金額をだまし取られるケースが後を絶たないが、平均貯蓄額を見るとターゲットにされやすいとの見方も出来るかもしれない。
この発表に対し、平均貯蓄額に遠く及ばないネット民からは様々な声が挙がっている。
・ネットの声
「俺、2万円」
「ま、まだ結婚してないから」
「しっかり者の嫁さんもらえれば……!」
「涙で画面が読めません」
「みんなそんなに貯めてるのか」
「どうやら俺が知る日本とは違うらしい」
「富裕層と貧困層って、マジで二極化してるんだな」
「33%以上の家庭で1800万円以上も貯金があるって凄い」
「1800万円とか、何年かかるか想像すらできないわ」
「それでもマンションの頭金なんかで、一発で吹き飛ぶんだよな」
どんなに仲が良い友達とも、リアルな貯金額の話はなかなかしないだろう。そういう意味で貯金額は、プライベート中のプライベート、超デリケートな話だ。1820万円……この数字を聞いて、あなたはどう思っただろうか?
参照元:総務省 家計調査報告「貯蓄の状況」「世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」(PDF)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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