※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
“渡る世間は鬼ばかり” と言いたくなるときはあっても、そうそう悪いことばかりでもないのがこの世の中。他人から思いがけず親切にされることだってあるものだ。
ある両親も、飛行機の中で赤ちゃんが泣き止まず、ほとほと困っていたそう。何をやっても泣き止まない、どうしよう……と、そこに救いの手を差し伸べたのが1人のフライトアテンダントだった。
・「今回の旅は楽勝」と思っていたけれど……
2017年4月19日、ホイットニー・ポインツさんとその夫、生後4カ月の娘が、ウェストジェット航空を利用してアメリカからカナダに向かっていた。
搭乗直後には、赤ちゃんはグッスリ眠っており、夫婦は「今回の旅は楽勝だ」と思っていたのだとか。けれども飛行機が飛び立つとその目論みは大きく外れることになる。
・泣き止まない赤ちゃんにあせる両親
夫婦が機内映画を楽しんでいると、赤ちゃんが突然泣き始めたのだ。お腹にガスがたまって苦しいのか、はたまた気圧の関係か。泣いている原因が分からず、夫婦は苦労したもよう。額から汗が滴り落ちるほど焦りながら、赤ちゃんを泣き止ませようとしても全く上手くいかない。
そこに現れたのが,フライトアテンダントのアシュリーさん。夫婦に向かって「赤ちゃんを抱っこして飛行機の通路を歩いても良いか?」と質問してきたというのだ。
ホイットニーさんは「赤の他人が、泣き止まないウチの子を抱っこして歩いてくれるの!?」とビックリしつつも、お願いしてみたそう。するとアシュリーさんの腕の中で、赤ちゃんは落ち着きを取り戻していったのだった。
・「他人からこんなに親切な行為を受けるとは想像もしていなかった」
連れている赤ちゃんが泣き止まないとき、周囲から親切な言葉をかけられると嬉しいもの。こんな親切な行為を受けたなら、なおさらだろう。
ホイットニーさんも Facebook 上で体験談を披露し、ウエストジェット航空宛てに以下のような感謝の言葉を送った。
「端から見ると大したことではないかもしれないけれど、素晴らしい体験でした。他人からあのような親切な行為を受けるとは想像もしていなかった。ウェストジェット航空とアシュリーさんには、何度もお礼を言いたい。ただの接客ではない、素晴らしいサービスを提供してくれました」
この彼女のメッセージは、アシュリーさんの元に届くことに。彼女は「あなたの赤ちゃんを抱っこして歩けたのは、幸福な体験でした。とても可愛らしかった。感謝のお言葉をどうもありがとう。こんな瞬間がこの仕事の醍醐味。力になれてよかったです」と返答したのだった。
今回の体験談を読んだ他の人々からも、アシュリーさんを讃える言葉とともに、「私もウェストジェット航空で、泣き止まない赤ちゃんがお世話になった」「ウェストジェット航空のスタッフはいつも親切だよね」など同航空会社を讃える声が多く聞かれているのだった。
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。