【独自分析】Mastodon(マストドン)中毒者が急増中!! 要因は「進級後のクラス替え」の雰囲気か?



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急激にユーザー数が増えている新しいSNS「Mastodon(マストドン)」。一過性のブームなのかと思ったら、どうやらそうではないらしい。イラストコミュニケーションサービス「ピクシブ」が公式インスタンス『pawoo.net』を開設した影響もあってか、じわじわとユーザー数が拡大しつつある。

TwitterやFacebookも利用している人が多いはずなのに、Mastodonにハマり込む人も少なくないようで、「マストドン中毒」状態に陥っている人もいるようだ。これは、まだまだ利用者拡大を続けるのでは……。一体何がそうさせるのか?

・1週間使ってみた印象

私(佐藤)もMastodonを開始して、約1週間が経つ。使った印象はTwitterとそれほど違うようには感じない。むしろ、若干使い辛い面がある。たとえば、投稿が反映されるのに時間差があったり、タイムラインの流れが早すぎて、何が議論されているのかわからなかったりする。

従来のSNSの感覚でいうと、自分の発言がどこまで広がっているのか感じ取ることが難しいのだ。しかしそれがハマり込む要因なのかもしれない。

・ハマる人がいる要因

というのも、この状況は “ある状態” に似ているのだ。それは、「進級後のクラス替え」である。

誰もが経験したことがあるはずだ。中学でも高校でも、1年生から2年生へ、もしくは2年生から3年生に進級してクラスが替わるときに、他のクラスの親しい友達と、次の1年間同じクラスになった喜びを。現在のMastodonはあの感覚を呼び起こしてくれる。

TwitterやFacebookでお互いを知っているのに、何となくこれまでの投稿の雰囲気で絡みづらかった人と、Mastodonで出会った瞬間にグッと距離が縮まった気になる。フォロワー数の少ないなかで、知っている人にフォローされると、めちゃくちゃ嬉しい! 見知らぬ人だらけの異業種交流会で、知り合いを発見した喜びに似ている。




・独白の場として

もう1点、ハマる要因がある。それは、Twitter・Facebookで投稿できないような “個人的な独白の場” としての活用だ。先に挙げた知り合いを発見する喜びと相反するのだが、「知り合いが少ないからこそ毒づいてやろう」という気持ちにもさせられる。未開のSNSだからこそ、自分だけの場にしたいというユーザーもいるのではないだろうか。

わかり易い言葉で例えるなら、「ネット上の隠れ家」もしくは、「SNSの秘密基地」といったところだろうか。インスタンスが増えれば、さらに隠れ家が増えることにもなるだろう。Mastodonは今後も加熱していくのかもしれない。

参考リンク:Yahoo! リアルタイム検索mstdn.jppowoo.net
執筆:佐藤英典(Mastdon: @satouhidenori
イラスト:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24






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