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少しでも利益を上げて損失を少なくするために、旅行会社や航空会社が、キャンセル分を見込んで顧客をオーバーブッキングすることがある。
そんな、予約過剰がトンでもない事態を招いてしまった! なんでも、米ユナイテッド航空がオーバーブッキングのため警察に乗客を強制的に飛行機から引きずり降ろさせ、その様子を捉えた動画がネットで大拡散! ネットユーザーから、非難の集中砲火を浴びることとなってしまったのである!!
・ユナイテッド航空が予約過剰で乗客を引きずり降ろす事態に!
信じられないような事態が起きたのは、米シカゴのオヘア国際だ。ケンタッキー州ルイビル行きの航空便で、予約過剰のため降機を伝えれらた男性客が拒否したため、通報を受けた地元警察により無理矢理引きずり降ろされる展開になったというのだ。
機内にいた乗客が、あり得ない出来事の一部始終をスマホで録画していて、その動画をTwitterに投稿。問題の動画では強硬手段に出た警察が、拒む男性客を強制的に座席から立たせ、なんと通路を引きずって機外へ連れ出したのである!
・乗客に席を譲るよう訴えるが……
同便の搭乗が始まる前、ユナイテッドが予約過剰のため現金400ドル(約4万4000円)とホテルの無料宿泊と引き換えに、席を譲ってほしいと乗客に訴えていたのだが、オファーを受ける乗客が現れなかったとのこと。そこで、ランダムに選ばれた乗客4人が降機するよう告げられることになったのである。後に現金の額は、800ドル(約8万9000円)に引き上げられている。
しかし、いくら現金を9万円近く貰えると言われても、誰でも予定通りに旅をして目的地に着きたいと思うだろう。「では私が降ります」と、進み出る乗客がいなかったのも理解できる。
・ネットユーザーから非難の集中砲火を浴びることに!
しかも、翌日ルイビルへ行くユナイテッドの社員のために座席を確保する必要があったため、その代りに乗客が引きずり降ろされたというから酷い話である。問題の動画は17万回近くもリツイートされ、ネットユーザーからは次のような声が挙がっている。
「この乗客が、訴訟でユナイテッドから多額の賠償金を得られることを願う」
「せめて、次のフライトを用意するぐらいのことはするべきだ」
「トランプ大統領になって以来、アメリカはおかしくなっている」
「これからユナイテッドを利用する乗客が、激減することは間違いない」
「航空会社がオーバーブッキングすること自体が合法なのか!?」
と、かなりネガティブな意見や怒りのコメントが寄せられている。
後に、ユナイテッド航空の責任者が謝罪の声明を発表しているが、ネットユーザーの非難の声は簡単には収まらないようである。
参照元:Twitter @JayseDavid、The New Youk Times、CNN(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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