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何気ない料理を並べた食卓でも、ワインボトルとグラスがあるだけでグ~ンとテーブルのお洒落度がアップするものだ。だが、グラスにワインを注ぐ時にボトルからポタポタと滴り、テーブルが汚れてしまうのが難点である。
そんな欠点を改善した、滴らないワインボトルが誕生したというので紹介したい。その有能ぶりが地味~にスゴいのである!
・全く滴らないワインボトルが誕生!
「ポタポタと滴らないワインボトル」を生み出したのは、米ブランダイス大学のダン・パールマン生物物理学教授だ。ワインボトルに使われるガラスは水に溶解しやすい親水性材料なので、ボトルからワインを注ぐ時に液体の分子がガラスに引き付けられてしまうらしい。
よって、注ぐ時に液体がボトルの口に一旦戻り、ボトルの側面を滴り落ちる結果となるのだそう。スローモーション動画で、その点を改善出来ればポタポタと滴らないワインボトルを生み出せるとひらめいた教授は、グレッグ・ワイドバーグ工学者の協力を得ることに。
・ボトルの注ぎ口に作った溝が鍵!!
その結果、試行錯誤を重ねた二人はボトルの注ぎ口に2ミリ幅×奥行き1ミリの溝を作れば、垂れるはずの液体が溝によって妨げられて滴り落ちないことを発見したのである。
通常のワインボトルと滴り落ちないボトルを比較した動画を見ると、その違いは一目瞭然! ワインを注いだ後に、通常のワインボトルは液体がボトルの側面を伝い落ちているが、教授が開発したボトルは滴り落ちることなく、全てグラスの中に注がれているのだ。
・もうディキャンティングポアラーはいらないぞ!
今までにワイン愛好家達は、ワインが滴り落ちないようにディキャンティングポアラーと呼ばれる物を注ぎ口に装着していた。パールマン教授はそういった物を必要とせず、しかもお金をかけない方法で滴り落ちないワインボトルを作りたかったと語っている。発明家としても知られる教授は、100以上の特許を持保持しているそうだ。
2つのボトルを比較した動画を見たら、地味~にスゴくて妙に感心してしまった。教授が開発した ‟滴り落ちないワインボトル” が市場に出回る日は近いかもしれない。
参照元:YouTube、The Drinks Business(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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