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日本でもすっかり定着した秋の一大イベント、ハロウィン。聖地とされる東京・渋谷は交通規制されるほどのにぎわいを見せるが、どうやらハロウィンの次に来るのは『イースター』らしい。
「復活祭」の名でも知られるイースターだが、果たして本当に日本にも定着するのだろうか? いくつかの資料を基に占ってみよう。
・重要な記念日
そもそも『イースター』とは、処刑されたイエス・キリストが、その3日後に復活したことを祝うお祭りだという。キリスト教徒にとっては重要な記念日らしく、西洋圏を中心にイースター前後が連休になる国もあるとのことだ。
本場では「家族で食事をする」ことが一番多いようだが、日本で定着するには “イベント感” が重要になるに違いない。ハロウィンも、思い思いにコスプレして街を練り歩くイベント感、さらに言えば “非日常感” がウケたのだろう。
そういう意味では、イースターのモチーフである「うさぎ」と「たまご」はキャッチーなアイテムといえる。うさ耳を付けて友達とパーティーでもすれば、すぐに「イースターパーティー」になるからだ。
・イースターが定着する鍵
マーケティングアナリストの原田曜平氏によれば、「SNS映え」と「みんなでワイワイ」が、イースターが日本に定着する鍵だという。同氏は「“うさぎ” や “たまご” はわかりやすく、かわいらしいため、SNS映えする点が人気になりやすいと思います」とも語っているから、若者を中心にイースターが受け入れられる土壌はあるといえるだろう。
さらにGoogle検索でも『イースター』は、2014年春までは検索頻度の伸びが穏やかであったものの、2016年春は対2014年比約170%となっている。しかも、いわゆる “パリピ” たちは、いつだって新イベントを探しているもの。彼らに上手くハマれば、イースターがハロウィン並のイベントになる日が来る……のかもしれない。
なお、イースターは「春分の日のあとの最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められている。2017年は4月16日だから、パリピたちはとりあえず「ウサ耳」を用意しておいてはいかがだろうか。
執筆:P.K.サンジュン
Source: ロケットニュース24
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