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皆さんは「マリカー」というサービスをご存じだろうか? マリオカートといえばわかると思うだが、これはマリオのコスプレをして、公道をカートで走るサービスである。都内で展開しており、30分1500円~で利用することが可能だ。
このサービスを行う運営会社の株式会社マリカーを相手取り、任天堂は東京地方裁判所に訴えを起こしたのだ。ついに訴訟問題に……。
・任天堂の発表
「当社(任天堂)が製造販売するレースゲームのシリーズとして広く知られる『マリオカート』の略称である『マリカー』という標章をその会社名等として用いており、さらに、被告会社が公道カートをその顧客にレンタルする際に当社の『マリオ』等の著名なキャラクターのコスチュームを貸与等した上、そのコスチュームが写った画像や映像を当社の許諾を得ることなく宣伝・営業に利用するなどしているが、このような行為は当社に対する不正競争行為および著作権侵害行為に該当すると主張しています」(任天堂の発表より引用)
・任天堂「断固とした措置」
たしかに「マリカー」という名前は、マリオカートを連想させる。実際に、マリカーが街を走っている姿を「マリオカートだ!」といって、SNSに投稿する人も少なくない。私(佐藤)はてっきり、任天堂公認のサービスと思っていたのだが、そうではなかったようだ。
任天堂は、会社の知的財産を保護するために、断固とした措置を講じるとしている。マリカーは今後どうするのだろうか?
・ポルトガルでマリカー
余談だが、私はポルトガルでマリオの格好をして、公道をゴーカートで走ったことがある。左側通行で道に迷い、危うく死にかけたのは良い思い出だ。
Source: ロケットニュース24
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