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日本テレビ系の街ブラバラエティ『ぶらり途中下車の旅』のナレーションでお馴染みだった、俳優の藤村俊二さんが亡くなっていたことが明らかになった。藤村さんは病気療養で2015年10月からこの番組を降板し、表舞台に立つことはなかった。そして2017年1月25日、心不全でこの世を去った。享年82歳。
・おやおや?
藤村さんは晩年、ぶらり途中下車の旅のナレーションがスッカリ定着していた感がある。「おやおや、今日はどちらへ?」、その言葉を聞くと、妙に旅情をかき立てられて、電車の走る先にナニが待っているのか、ワクワクさせられたものである。またナレーターとしてだけではなく、芸能界で多大なる影響を与えてきた。
・振付師として
特に振付師として、誰もがよく知るダンスを残している。ドリフターズの『8時ダヨ! 全員集合』のオープニングは、藤村さんの振付によるものだった。80・90年代はバラエティ番組で活躍し、ひょうひょうとして捉えどころのないキャラが支持された。近年では、俳優として映画やドラマに出演し、小粋な老紳士としての存在感を漂わせていたのである。
ひょうひょうとしながらも、誰にもマネできない唯一無二の存在感を放っていた藤村さん。改めて心からご冥福をお祈りする。
参照元:スポニチアネックス
執筆:佐藤英典
イラスト:マミヤ狂四郎
Source: ロケットニュース24
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