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現在当編集部総出で、2017年の福袋特集を展開している。これは私(佐藤)の個人的な意見なのだが、そりゃいいお店には、いいモノが入ってるでしょうよ。事前に内容が明かされてる訳だし、ハズレなんてそうそうないですよ。
でもね! 「年の初めのためし」に、中身のわかったモノを買って楽しいか? 人生はギャンブルだ。何が出るかわからない。その方が楽しいだろッ!! ということで、私は今年も東京・秋葉原のジャンクショップで大博打に出た! 3000円の福袋を買ってやったよッ。
・それでも買う!
わかってるわかってる。どんなに魅惑的な言葉が、店先を飾っていようとも、いいモノが入っているとは、微塵も思っていない。お買い得な品を手にできるなんて、1ミリも考えていない。それでも買うのが人情でしょ!
・開けた瞬間に味わう絶望
「福袋」と書かれただけの紙袋に、福が詰まっている訳がない。そう思って買うのが、男気でしょ! ということで、まずは3000円の福袋の中身を紹介したいと思う。まず袋を開けた瞬間に見える景色のすばらしさが、ジャンクショップ福袋の醍醐味であると訴えたい!
ああ、底知れぬ闇を覗くような、この感触。見えているものに希望はない! 絶望を感じさせるカビ臭い匂い。これこそが人生だ。淡い期待などするな! 夢など見るな! かりそめにも幸せになろうなどと、思うべきではない!!……と、このゴミ袋は語っているようである。
袋をひっくり返してみると、すぐさま窓から放り出したくなるような、どうしようもない品なばかりである。
・3000円福袋の中身
真っ先に目についたのは、USBの扇風機。今の季節は冬だ、エアコンの暖気をかき回すことはできるかもしれないけど、冬に見たい機器ではない。
そして、たしか昨年も見た自動で点灯するナイトライト。あっても1個でいいだろ、それをなぜ3個も4個も入れるのか……。
・不可解な袋
まったく使い道のない、旧iOSデバイスのコネクタがついた充電器。こんなものは文鎮にしかならない。何を充電しろというのか。それも3個も入っている。嫌がらせのようである……。
何より不可解だったのが、ビニール袋だ。ただのビニール袋が1枚入っていた。これをどうしろと……。
・ナゾのメッセージ
その気になれば、何だって入れることができるけど、使用を目的にこの袋を入れたのか? いや、まさか! これはお店からのメッセージなのでは!? ひょっとして、「お前の人生は空っぽだ」とでも言いたいのか? チキショーッ! お金を払ってゴミ袋をつかまされた挙句、ナゾのメッセージまで受け取る羽目になるとは……。
・ゴミ減量
ひとつだけ言えることは、2015年の3000円福袋より、明らかに中身が目減りしているのだ。ただでさえゴミなのに、そのゴミの量を減らすとは。なかなかいい度胸だ。まさか、こんなところで不景気を味わうことになるとはな、ククク……。
だが、負けないぞ。来年も買ってやる。再来年も買ってやる。ゴミがゴミでなくなるその日まで、ジャンクショップの福袋を買ってやる。なお、こんなのまだ序の口で、6000円の福袋も買ってしまったので、そのレポートを震えて待て。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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Source: ロケットニュース24
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