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三省堂が主催する「今年の新語2016」で、大賞に選ばれた『ほぼほぼ』。今日は1つ訴えたいことがある。おい、偉い人たち見てるか? とあるお店を、『ほぼほぼ』の用例に加えてくれ! 『ほぼほぼ』って調べたら、そのお店が出てくるようにしてくれい!!
そのお店とは、東京・経堂にある「凧(はた)」という割烹居酒屋だ。割烹というとなにやら高そうなイメージだが、こちらの「凧」、なんとほとんどのメニューが税込325円なのだ。ほぼほぼ! 325円なのだ。ほぼほぼだ。どんだけ~。非常に珍しい、コスパの良い割烹に行ってきた。
・経堂の隠れ家的お店
小田急線・経堂駅。南口方面のすぐ近くにあるのが「凧」だ。ちょっとわかりづらい場所だが、それも隠れ家感があっていとおかし。古い建物ながら店内は清潔感があり、席数は少なめ。こりゃすぐ満席になってしまいそうだな。
それにしても、このお客の年齢層の高さよ。たとえ世界が終わっても大学生がドラゲナイするような雰囲気ではなく、もはや若者でもない私(あひるねこ)が平均年齢をグッと下げている状態である。だが、こういう客層の方が信頼出来るのも事実。わかるぞ……ここは、いいお店だな?
・全品ほぼほぼ325円
その予感は確信へと変わることになる。手書きで書かれた本日のメニュー。本日の、ということは日によって変わるのだろうか。名前から、どれも工夫を凝らした料理であることが伝わってくる。そして私は見逃さなかった。いや、見逃すわけがないだろう。「全品325円」の文字を!
はい、全品325円いただきましたー! ありがとうございますッ!! 大手居酒屋チェーンを彷彿とさせる価格設定だが、置いてある料理はそれらとは一線を画している。だって、「おばんざい」とか書いてあるからね。こっちが万歳だよ。ただ一部例外もあるので、ほぼほぼ325円というわけだ。ほぼほぼな。
・充実の海鮮
特にアツいのが、この値段で海鮮系の料理が充実しているという点だろう。刺身は言うまでもなく、『魚介うにソース ココット焼き』やら『かきと海老の西京みそソース焼き』やら、どの料理も凝っているのだ。そこで、「正直ようわからんが、そのウマそうなもんくれや」と注文してみた。
・上質コスパ
すると、わっ、ホントにウマそうなもんが来たぞ。食べてみると……ホントに超ウメぇぇぇぇええ! 特に『ココット焼き』が激しく美味。魚介がこんなに入って325円とかどんだけ~。いかほど~。刺身もウマいし、飲み物も325円だし(ほぼほぼな)、上質なコスパっぷりにノックアウト寸前である。
・ちょっといい話
ここで、ポテサラにお店の良心を見たというお話を1つ。『鴨くんせいとポテトサラダ』という品。これ、値段の割に量があるので、別にポテサラだけでも誰も文句を言わないと思うのだ。しかし、そこに大きくはないが鴨くんせいを乗っけて出すという……。そういうの、素敵やん。
・素敵なお話
あと、先ほどチラッと書いたが、お酒も全品ほぼほぼ~325円なのだ。素敵やん。加えてもひとつ素敵なやつ。店内はなんと全席禁煙! どんだけ~。居酒屋で完全禁煙なんてほぼほぼ~ないぞ。この上なく素敵やん。喫煙者諸君はどんだけ~と思わず、お店の外で吸いましょう。
・真似不可能
そろそろ『ほぼほぼ』って調べたら「凧」が出てくるはずなので止めておくか。なんか勝手にIKKOさんまで付いてきたけど。にしてもどうだい、チェーン店のような値段で、チェーン店には真似不可能なコスパ。これをサラッとやるなんてカッコイイじゃないの。こういうお店を1つ知っていると重宝しそうである。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 凧
住所 東京都世田谷区経堂1-19-12 遠州ビル 2F
時間 16:30~23:00
休日 日曜
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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