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病院内に謎の真っ赤な風船がフワフワ浮いていたり、映画『シャイニング』が撮影されたホテルで心霊写真が激撮されたり、世界中で不思議な現象が報告されてきた。
今回はニュージーランドの “恐怖のトンネル” 付近に置かれたカラーコーンが勝手に動く謎現象が起こったそうだ。そこで関係者が監視カメラをチェックしてみると……ああ! こんな理由が!! 動画と共に詳細をお伝えしたい。
・道路脇に置いてあったはずのカラーコーン
2016年11月、ニュージーランドのホーマートンネル付近の道路で不可解な現象が発生した。道路脇に置いてあるはずのカラーコーンが、気付けば道路の真ん中にバラバラと散らばっていることが何度も起こったのである。
ちなみに古くて中がまっ暗なホーマートンネルは、「恐怖のトンネル」とも呼ばれているようだ。
・犯人は誰?
そんな恐怖のトンネルで、一体誰がなんのために……? 不思議に思った関係者が監視カメラをチェックしてみると、そこには犯人の姿がハッキリと映っていた。それは……鳥。ニュージーランド固有種ケアオウムがクチバシや爪を使って、コーンを少しずつ動かしていることが判明したのだ。
その様子が収められたタイムラプス動画『Homer Tunnel kea developing new skills on the side』を見てみると、せっせとコーンを動かす鳥の姿が。ふふふ、可愛いな。
・鳥がコーンを動かしていた理由
しかし、より驚きなのはその理由だ。動画を公開した担当者によると、これは鳥の遊びやイタズラではないとのこと。
「道の真ん中にカラーコーンがある → 車がスピードを落とす → 運転手が鳥に気付いて餌をくれる」との流れから、鳥はカラーコーンを動かしていたというのである。考えたなあ!
けれどもこれは、運転手・ケアオウム双方にとって危険な行為。野生動物への餌付けも問題なので、今後は鳥の力では動かせないよう、より重いカラーコーンに変更される予定となっているのだった。
参照元:Mashable、Trip Advisor(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ
Source: ロケットニュース24
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