2017年に向けて今やるべき事!先延ばし症候群の原因対策と治療法!



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今年もあと僅かとなりましたね!年末は本来やるべき事がたくさんあり、来年に向けての飛躍の準備には腰を据えて、残りの日数を活用する絶好のチャンス時期になります。この時期をどう過ごすかで来年、好スタートで仕事やビジネス、人生そのものを切り開いていけるか否かがかかっていると言っても過言ではないでしょう。

ところが、年末は仕事での挨拶回りや忘年会、その他何かとバタバタと気忙しく、地に足がついていない感じの状態ではないでしょうか?実は私もそうです。。。(^^;そこで今回は、最近話題の「先延ばし症候群」について、その原因と対策を、私自身が改善したいので調べた事をシェアしていきたいと思います。

先延ばし症候群とは

あなたはやるべきことを先延ばししたことがないでしょうか。小学校の夏休みの宿題をやらずに、二学期の始業式前日まで遊んでいた記憶はないでしょうか。ダイエット の開始を延ばしていないでしょうか。禁煙しなくてはと思いながら、「あと1本」を繰 り返していないでしょうか。こうした個人的な先延ばしは誰にでも思い当たることがあるでしょう。

なかにはもっと組織ぐるみで重大な先延ばしもあります。原発事故の対処を先延ばししていた会社、不適切な取引をやめられずに続けていた銀行などが思い浮かびます。先延ばしとは、合理的理由なしにするべき行動を遅らせることです。あらゆる所でみられる先延ばしですが、習慣化した場合には「先延ばし症候群」と呼ばれ、心理学の解析対象となっています。

夏休みの宿題から原発事故の対処まで様々な先延ばしがありますが、ここでは代表例として仕事の先延ばしについて考えてみましょう。

 

先延ばしの影響は拡大する

先延ばしが怖いのは影響が拡大することです。病気と同じで慢性化したり、合併症を引き起こしたり、伝染したりします。慢性化・合併症・伝染とは以下のようなこと です。

  • 慢性化…先延ばしが習慣化することで問題が持続する。
  • 合併症…先延ばしに特急仕事が加わると遅れの影響が拡大する。
  • 伝染…先延ばししない人が減っていき、組織的に遅れるようになる。

先延ばしが慢性化すると合併症や伝染が始まります。まず慢性化を治療することが 必要です。治療にあたっては原因を見極めて対策していく必要があります。

 

先延ばしの類型

先延ばしの類型には諸説あります。「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」(ピア ーズ・スティール著※)には3つの類型が示されています。仕事を先延ばししたいと思った時に、次の3つのどれに一番近いかで分類されます。

  • ①頑張っても、うまくいく自信がない
  • ②仕事が退屈で楽しくない
  • ③楽しいことは、すぐにやりたい

①があてはまるのは「実力不足型」です。仕事が自分にはできないと思い、手がつかない状態です。②にあてはまるのは「ご褒美不足型」です。仕事を達成してもつまらないと思うと思う状態です。肉体的・精神的につらい仕事の場合にもあてはまります。③に該当するのが「現実逃避型」です。仕事より目先の快楽を優先するタイプです。

3つのタイプとも原因となっているのは脳の活動です。しかし脳のどの部位が関わるかはタイプによって違います。以下にタイプ別の原因と対策を示します。

①実力不足型の原因と対策

実力不足型は文字通り仕事に必要な能力が不足している状態です。脳の部位では新皮質、特に動作や記憶と関連する側頭葉と呼ばれる部分が係わっています。実力不足型には以下のような対策が有効です。




  • 仕事を小分けにする
  • 仕事に必要な能力をトレーニングする
  • 成功した映像を思い描く

実力不足型の対策は、いわゆる教育訓練が中心になります。仕事のやり方を訓練すれば軽減されていきます。

②ご褒美不足型の原因と対策

ご褒美不足型は、能力があっても仕事に対する価値観が低い状態です。脳の部位では好き嫌いを司る扁桃体や視床下部が係わっています。ご褒美不足型の対策には以下のようなものがあります。

  • 将来の大目標に結びつける
  • 仕事をやり遂げたときに自分にご褒美をプレゼントする
  • 最も能率がいい時間帯に難しい仕事に取り組む

ご褒美不足型は好き嫌いという感情に連動しているため、それを抜本的に変えることは困難です。何が好きかというのは生まれや育ちで形成されてきているからです。対策は嫌いなことを好きなことに結びつけてすり替えることが中心になります。

③現実逃避型の原因と対策

このタイプは行動経済学で言われる「現状維持バイアス」と同じ原因です。人間は将来の大きな利得を過小評価する傾向があります。脳内にある狩猟型の古皮質(目の前のことに反応する)が農耕型の前頭葉(将来を予測して判断する)に勝った状態です。現実逃避型の対策には以下のようなものがあります。

  • 誘惑を遠ざける
  • 目標を小分けにして具体的にする
  • 目標に向けた行動を習慣化する

現実逃避型の抜本対策は前頭葉を鍛えることになります。どうやれば判断力を司る前頭葉を効果的に鍛えられるかは、下記動画を参考にされてみて下さい。

先延ばしをしない方法その他・まとめ

こわけにする

一つ一つの作業の量やかかる時間が多いと、やる気が失せやすくなると思います。なので、日々の作業をできる限り細く小分けにして、ちょっとずつちょっとずつ進めていきましょう。一つ一つが小さければ、細く達成感を感じられるので疲れや飽きも感じにくくなり、いつのまにか全部片付けられるようになります。

とにかく動く

やる気があろうがなかろうが、とりあえずやり始めてみてください。そしたら意外とすんなり作業がすすむこともあります。なんでもそうかもしれませんが、こういうのって「やりはじめる」のにエネルギーが必要なだけなんです。だから最初の最初だけちょっと気合いれて、とにかく少しでもいいからやってみよう・・・くらいに考えて、やり始めてください 。

完ぺきにこなそうとか思わない

完ぺきにこなそうと思うと、それだけでプレッシャーです。やる気も失われていきます。最悪です。完ぺきなんて最初っからありえないって思考に切り替えて、やるべきことを淡々と変にこだわりすぎずにこなしていくようにしましょう。完ぺき主義は身を滅ぼすだけです。その思考は今すぐすてましょう。

作業に順番をつける

今日の作業はこれとこれとこれと・・・って書き出すのは素晴らしいです。でもそれだけでやる気は出ないこともある。そんなときは作業に順番をつけてその通りに作業してみてください。順番を決めると順番を決めない時に比べて、一つ一つの作業への集中力も高まり、ゲームをクリアしていくような感覚もあり、ちょっと楽しみながら作業に取り組めます。

先延ばしをしても大丈夫なケース

毎日の作業には必ず毎日やるべきものと、明日とかに回しても全く問題ないものがあると思います。 先延ばし癖をつけないためには、毎日やるべきものは必ずやっておく必要がありますが、毎日必ずやる必要がないものは少し次の日や週末に先延ばしにするというのはありです。ただしこれも、 どうしてもやる気が出ない時、体調がすぐれない時だけにやるようにしてくださ い。

 

最後に・・・

以上、先延ばしをしない方法でした。以外だったのが、原因のほとんどが「脳」にあったんですね・・・(^^;もちろん脳だけが悪いのではなく、日々何かを目指すのであれば、毎日作業を淡々としっかりこなしていくことは非常に大切です。たまにやる気が出ない日があるのは仕方ない。でもだからといってサボるのは最悪です。だからそのために先延ばししない方法が効いてきます。ぜひ活用して「脳」を鍛えて、お互いに来年は先延ばししない人間になりましょうね(*^^)v

Source: GOEMON雑学王






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