※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
2016年11月25日、アメリカ発の中華料理チェーン「パンダエクスプレス」(通称:パンエク)が日本に初上陸した。神奈川県川崎市のラゾーナ川崎の1階フードコートに、オープンしたのである。アメリカでは大変有名で、ドラマや映画などでも登場人物が利用しているシーンがよく見られるそうだ。
アメリカン・チャイニーズの味は、果たして日本でも受け入れられるのだろうか? その実力をたしかめるために、開店初日に行ってきたぞ!
・ラゾーナの1階
お店を訪ねるためにJR川崎駅まで行くと、改札を出たすぐのところに大きな吊り看板を発見。めちゃくちゃ気合い入ってる。さすが日本1号店の開店だけある。しかし、ラゾーナのどこにあるのかわからず、私(佐藤)はレストランフロアの3・4階をウロウロしてしまった。
場所が1階のフードコートであることが判明し、すぐさま急行。10時の開店時間を前に、フードコート入り口には続々と人が集まっていた。そしてオープンと同時に、集まった人たちは一斉にパンエクに群がったのだ。
・3サイズからプレートを選ぶ
注文方法は、日本の中華料理店では珍しい。最初にボウル・プレート・ビッグプレートの3サイズから、プレートの大きさを選び、好きなメイン料理・サイド料理を選択することになる。
料金はボウル590円(1メイン・1サイド)、プレート790円(2メイン・1サイド)、ビッグプレート990円(3メイン・1サイド)となっている。
なお、サイド料理は以下の5種。コレをハーフ & ハーフにすることも可能となっている。
チャオメン(炒麺)
フライドライス
ホワイトライス(白米)
ブラウンライス(玄米)
ミックスベジタブル
・割とお高い……
ショーケースに並んだ商品を見ると、どれがどれなのか良くわからない。とにかく確実に注文したいのは、オレンジチキン。大人気のメニューとのことなので、これだけは押さえておきたかった。あとは、アンガスステーキをメインとしてチョイス。それからメインのもう一品にグリルドマンダリンチキンをお願いした。
サイドは、チャオメンとフライドライスをハーフ & ハーフで注文。これで990円、かと思ったら、アンガスステーキはプレミアムメニューなので、プラス200円。合計1190円ということになる。ちょっと高いかな~……。
さらにギョーザ(340円)とジンジャーエール(セットSサイズ 100円)、これで合計1630円となった。おかずを選べるのは楽しいけど、やはりちょっとお高いような~……。
・オレンジチキン
まず噂のオレンジチキンから。ねっとりとしたソースが印象的だが、食感は意外とサクサクしている。オレンジを効かせたソースはサッパリとした甘さで、たしかに美味しい。日本で味わう中華料理とは一線を画している。ある意味アメリカらしい、ワイルドな味だ。
・アンガスステーキ
アンガスステーキは今回食べたなかで、一番美味しいと思った。厚めのカットで肉を食べている満足感を味わうことができる。プレミアムメニューチャージ(200円)を取るだけはある。
・グリルドマンダリンチキン
マンダリンチキンは、オレンジチキン同様にやや甘めの味付け。取り立てて特徴が感じられず、個人的にはもっとも印象の薄い一品だった。
・チャオメンとフライドライス
意外と評価したいのがチャオメン。セロリの香味がしっかりしていて、かなりさわやかな味。しかしフライドライスは、パラパラではなく、米と米がくっついており、すぐに冷めて “冷たい焼き飯” と化してしまった。
・日本には安くて美味しい中華料理店がある
総評として、オーダーの仕組みが斬新であることを高く評価したい。しかし、日本には安くて美味しい中華料理店が数多く存在する。それらと戦えるかと言われると、ちょっと微妙かも。目新しさはあるものの、「ウマい中華を食いたい」という欲求には、応えられないのではないだろうか。
開店初日なので、多くのお客さんが来ていたが、果たしてこの行列が先々まで続くのか、気になるところである。他のサイトのレビューを見ると、無遠慮なくらいに「ウマい!」とか言ってるけど、本当なのか?
・今回訪問した店舗の情報
店名 パンダエクスプレス
住所 神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ダイニング・セレクション 1F
営業時間 10:00~22:00
定休日 ラゾーナ川崎に準ずる
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。