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突然だが、きょう11月22日は『いい夫婦の日』だ。仲の良い夫婦のみなさんは、あらためて「結婚して良かったナァ〜」なんてお互いに言いながら、プレゼントとか贈っちゃったりしちゃったり。結婚記念日にしちゃってるカップルもいちゃったり。
その一方、まるで悟りを開いたブッダのような表情で「ふ〜ん」と冷静につぶやいている人もいちゃったり。そう、離婚経験のある人たちである。たしかに彼らは、結婚生活を “しくじって” しまった。だがしかし……。彼らは自らの経験を通して「いい夫婦とは何か」を知っている。聞いておいて損はない。良い夫婦こそ、聞くべきだ!!
・悟りを開いた解脱者たち
今回、私がインタビューしたのは男性3人、女性5人、合計8人の離婚経験者たちである。酸いも甘いも経験した、悟りを開いた解脱者(グル)といっても過言ではない。
質問内容は超シンプル。「Q1:いい夫婦とはどんな夫婦か?」と「Q2:こうなったら離婚の可能性があるから気をつけろ的なアドバイス」のみ。彼らの教えてくれた答えは短いながらも、どれもこれもコクがあって深みがある。それでは立て続けにどうぞ!
【男性】会社員(40)
A1:お互いに敬意を持ち、それをきちんと態度、言葉で示せる夫婦。
A2:相手が「SUUMO」を見始めたとき。その頃には既に手遅れですが。
【女性】会社員(ひみつ)
A1:お互いに煩わしくないこと(価値観が極めて近いこと)。お互いにお互いを必要としていること。
A2:信用できなくなったら。邪魔だと思ったら。会話がなくなったら。結婚の目的がお金であったら長続きしない。とにかく同じ空間にいるのが無理となりますね。
【男性】編集者(40代)
A1:今際の際(いまわのきわ)に良かったと思うことができる夫婦。
A2:もう、どーでもいいという雰囲気。アドバイスとしては「多様化の時代なので結婚もさまざま」という感じでしょうか。
【女性】ライター(39)
A1:会話が噛み合う。お互い表面上でも分かりあおうと努力する。その努力の度合いが同じくらいの度合いであるのが好ましい。時には譲る。その譲った度合いも同じくらいであるのが好ましい。それがイイふーふ!
A2:動悸がする。息苦しい。涙が出てくる。こうなったら精神を病んでる可能性があるので病院へ。そして和解的方向へ向かうよう互いが努力しながら別居へ。けどだいたい別居したら離婚道へゴーですけど!
【男性】漫画家(37)
A1:お互いをリスペクト(尊敬)し続けられる夫婦。老後になっても2人で生き続けたいなと思える夫婦。
A2:あまりにも考え方が違いすぎて、相手の言い分が根本的に理解できなくなったらもう終わり。自分が奴隷やロボットになってると感じたら、早く人間に戻れるように、とっとと別れたほうが幸せだと思う。
【女性】会社員(39)
A1:将来のビジョンが同じであること。
A2:相手が何を考えているのか分からなくなり、自分の考えも伝わらなく(伝えられなく)なった時。喧嘩をするほど仲が良いというのは言い得て妙。
【女性】会社員(38)
A1:お互いに尊重しよう、歩み寄ろうという姿勢を取り合い、またそれを伝え合う努力をしている夫婦。
A2:アドバイスその1、単身赴任はよくないぞ! その2、おれがおれがの精神は程々に! その3「ありがとう」はその瞬間に&「ごめんね」は24時間以内に!
【女性】麻酔科医(58)
A1:よい夫婦の見本の実の父母に聞いたところ、相手の、欠点に目を瞑(つむ)るということでした。
A2:誰もが「許せない一点」というものを持ってると思いますが、そこで理解し合おうとか、許し合おうと思うかどうかですね。そもそも離婚する人は、結婚した段階で間違ってる事が多いと思ったりもします。結婚に向いてないという意味で。
ちなみに今後だれかと付き合うとしたら「80%の真実と20%のウソ」くらいで……いいかな。でもね、その人の事が誰より大好きで愛おしいってのが前提ですよ(笑)
──とのこと。
もしも今後、良い夫婦のみなさんが離婚の危機に直面した時、あらためてこの記事を参考にしていただければ幸いである。なんらかの答えが見つかる……かもしれない。アンケートに答えてくれた解脱者のみなさま、本当にありがとうございました!
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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