仕事で同じ失敗を繰り返さない3つの方法!ハインリッヒの法則とは!?



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仕事でも日常生活においても、人は誰でも失敗を犯すものです。失敗自体は悪い事でも恥ずかしい事でも何でもないでしょう。ただし、同じ失敗を何度も繰り返す。この傾向があれば要注意!!直ちに改めておいた方が良いでしょう。そこで今回は、同じ失敗を繰り返さないための方法やコツをご紹介します。

小さな失敗は脳からの警告!?

失敗ノートを作る

何か失敗してしまった時には必ず一冊のノートにまとめてみて下 さい。そして、失敗した原因を自分なりに追求して、気が付いた理由も一緒に書いておくと良いでしょう。例えば、電車の中で傘を忘れてしまった時。まずは傘を忘れるという失敗をしたこと。なぜ、忘れたのか?思い出してみると、

  • あまり意識せずにどこか適当な所に置いてしまったため
  • 電車を降りる時にも傘を置いたという記憶が残っていなかったから
  • 次回、同じ失敗を繰り返さないためには手から離さないようにするか意識的に目立つところに置くようにすることが大事

このように手書きの文字でノートに記録しておくと、潜在意識に刷 り込まれ、同じ失敗の繰り返しを防ぐことが出来ます。また、人が失敗する時には脳の使い方に問題がある場合や疲労などから来る脳の機能の低下が隠されています。これらに対する警告が失敗という目に見える形で現れるのです。大きな痛手を被るような失敗をした時には人は反省し同じことを 繰り返さないように気持ちが変わるものです。

ですが、電車の中に傘を忘れるなどの小さな失敗は、しばらく日が経てば失敗したことすら忘れてしまっているのでは?しかし、小さな失敗の中にこそ大きな痛手を被るような大失敗を未然に防ぐ脳からの信号が含まれているものです。バタバタと忙しい時期だからこそ、失敗ノートをつける。この習慣を持つことで、精神的にも時間的にも余裕が生まれるでしょう。ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

同じミスを防ぐコツ

同じ失敗を繰り返してはならない。なんて、人から言われなくても誰だって知っていますよね。でも、なぜか同じミスをしてしまうのが普通の人。わかっているけど、どうしてもやってしまう。だから、失敗をノートにきちんと記録して潜在意識に植え付けるこ とが大切。また、失敗記録を付ける時に、必ず書いておくべき要素があります。それは・・・

失敗をした時間帯とその日の天候

人が同じ失敗を繰り返すのは大抵は似たような時間帯になりがちです。脳にも冴えている時間と休みモードになり働きが悪くなっている 時間の波があるからです。この脳のバイオリズムを知っておけば、失敗しやすい時間帯に同じ行動を避けることで同じミスをする回数を減らせるでしょう。例えば・・・

  • 夕方になると不注意によるミスを連発してしまう
  • 夜11時を過ぎると気分が落ち込み感情的なメッセージを人に送っ てしまい後悔する

きちんと記録を付けることで、自分の脳のバイオリズムを知ることが出来ます。ミスをしやすい時間帯には出来るだけ仕事を控えめにして休息時間に充てる。感情的になりやすい時間帯には人とのメールのやり取りを避ける。など、行動パターンを変えてみましょう。




どうしても行動しなければならない場合でも、その時間帯にはミス を繰り返しやすい傾向があると知っているだけで、注意力が大きく 変わって来ます。また、天候も脳の活動や精神状態に大きな影響を与えます。快晴の日には周りが見えなくなり、独りよがりな行動から対人関係で失敗してしまう。曇りや雨の日にはネガティブな発言などが増え、言わなくても良いことをつい口にしてしまう。

人には大まかにそのような傾向があります。記録を付けていくと、同じミスは見事なほど同じ天候の日に繰り返 されていることに驚かされるでしょう。時間帯や天候によって、どのような失敗をしやすいか傾向を知っているだけでは、人は本気で対策を考えようとしないものです。

きちんとノートに記録したものを自分自身で確認してみると・・・かなりショックを受けるかも知れませんが、それが同じミスを防ぐためには良い心掛けとなるはずです。もし、あなたが何度も同じミスを繰り返す傾向があるなら。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ミスを減らせば成功が近付く

ハインリッヒの法則をご存知でしょうか?労働現場において、一件の重大な事故・災害には、29件の軽微な事故・災害が隠されている。その29件までの間には、300件の事故には至らないもののヒヤリとした・ハッとしたミスや失敗が隠されている。このような法則です。

つまり、大きな痛手を被るようなミスや失敗を防ぐためには、ヒヤリとした・ハッとしたなどを減らすことが大切。そのためには失敗ノートを作り記録し傾向を知ることで大きな効果が上がるでしょう。

人から受けた注意

面と向かって人から注意を受けた時は感情が邪魔をして素直には聞けないものです。しかし、他人からの注意というものは大抵の場合は正しいもの。誰でも気が付いているでしょう。なので感情的にその場で受け入れられなくても、記録だけはしておいて後で見直すようにしてみましょう。

中には全く的外れな忠告や誰かと間違われて注意を受けるケースもあります。それらも相手が勘違いしているのだから自分には関係ないと片付 ける前に、記録だけはしておきましょう。冷静になって見直してみると、的外れな忠告に聞こえるものの中にこそ、本質が隠されている場合も多いのです。

人からよく受ける注意や自分のミスや失敗の傾向を知るだけで、ヒ ヤリ・ハッとする場面は大幅に減らせるもの。ヒヤリ・ハッとする場面を減らすことが出来れば今度はこの法則が逆に働き始めます。

大きな大成功を支えるのは、29の小さな成功。その29の小さな成功に辿り着くまでに、300のもっと小さな成功がある。何かちょっとした頼まれごとをミスなく完遂出来たとしたら、それは300中の1に入ります。ヒヤリ・ハッとを減らしていくだけで、人はいつしか大きな成功に辿り着けるのです。

 

最後に・・・

  1. 小さな失敗は脳からの警告
  2. 失敗をノートにきちんと記録する
  3. ミスを減らせば成功が近付く

いかがでしたでしょうか?どれも、当たり前、簡単、単純なことだったと思います。特に人から指摘されたことや受けた注意を財産に変えるべく、ノートに記録しておく事は効果絶大です。ぜひ試してみてください。きっと、後々大きな成功をもたらせてくれると思います。

Source: GOEMON雑学王






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