超激辛唐辛子 ‟ブート・ジョロキア” を使った大食いコンテストに参加した男性 → 食道に2.5センチの穴が開いて3週間も病院暮らしに!!

いくら辛い食べ物が好きだという人でも、激辛で刺激が強い食品を食べ続けると、食道や胃腸を悪くすることもあるので注意が必要だ。

まさに、そんな目に遭った人がいるというので、注意を喚起する意味も込めて紹介したいと思う。なんと、超激辛唐辛子 ブート・ジョロキアを使った、大食いコンテストに参加した男性の食道に2.5センチもの穴が開き、3週間も病院暮らしを送るハメになったというのである!!

・超激辛唐辛子ブート・ジョロキアがヤバすぎる！

‟世界一辛い唐辛子のひとつ” だと言われるブート・ジョロキアは、唐辛子の辛さを量るスコヴィル値（SHU）で100万SHU以上をマークし、その辛さはハバネロの数倍以上だと言われている。

赤く熟した唐辛子を乾燥させた香辛料、カイエンペッパーのスコヴィル値が3万～5万SHUなので、どれだけジョロキアが辛いか、お分かり頂けるのではないだろうか。ちなみに、ロケットニュースのスタッフがブート・ジョロキアを食べて、危うく病院に搬送されそうになったこともあった。

・ブート・ジョロキアを食べた男性が大変なことに!!

なんでもアメリカで、ブート・ジョロキアのピューレソースを使ったハンバーガーの大食いコンテストが開催され、47歳の男性が超ヤバい事態に陥ってしまったというのだ！

その男性が、なんとか激辛ハンバーガーを1個食べ終わると、急に激しく嘔吐し始め、強烈な腹部の痛みに悶え苦しみ始めたのである。すぐに男性は最寄りの病院に搬送され、緊急手術を受けることになったとのこと。

・食道に2.5センチの穴が開き、3週間以上入院するハメに！

その結果、男性は突発性食道破裂を起こし、食道に2.5センチもの穴が開いていることが明らかに！　突発性食道破裂とは、激しい嘔吐などにより食道内圧が高まった時に、食道に穴が開いてしまう疾患のことである。手術は無事に成功したが、男性は23日間も病院に入院するハメになったそうだ。

フード・ジョロキアをナメてかかると、トンでもないことになってしまうという良い例である。くれぐれも読者の皆さんは、興味本位で、超激辛唐辛子をかじったりなどしないよう注意して頂きたい。

参照元：indy100、The Sydney Morning Herald（英語）
執筆：Nekolas
Photo：Rocketnews24.

Source: ロケットニュース24