「黄色い物」を食べると人は幸せを感じるらしい



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バナナ、オムレツ、トウモロコシ、チーズ……これらの食べ物の共通点は、そう、黄色いこと。なんとこの度、黄色い物を食べると人は幸せになるとの調査結果が発表されたようだ。

えーと、チョコレートや焼き肉(=茶)、白米(=白)、トマト(=赤)なんかを食べても幸せになる気がするのだけど……なぜ「黄色」なのだろう?

・イギリスの卵会社が行った調査

放し飼いの鶏の卵を販売することで有名なイギリスの卵会社『The Happy Egg Company』が行ったという本調査。なんと、黄色い物を食べると大量の幸せホルモンが出るという結果が判明したというのだ。

1000人のイギリス人男女を対象に行われた本調査によると、70%もの人が「黄色い食べ物を前にすると幸せな気持ちになる」と答えたそうで、その割合は他の色に比べて30%も多かったのだとか。幸せを感じる色として、「黄色」に次いで「赤色」と「茶色」が挙げられたという。

・幸せを感じる黄色い食べ物1位は?

ではどのような黄色い食べ物が、人々を幸せな気持ちにしているのか? 調査で人々が挙げた “最も幸せになる黄色い食べ物ランキング” は以下の通りだ。

第1位:オムレツ(61%)
第2位:マカロニチーズ(56%)
第3位:バナナ(55%)
第4位:パンケーキ(54%)
第5位:ポーチドエッグ(53%)
第6位:レモンケーキ(52%)
第7位:スクランブルエッグ(49%)
第8位:エッグトースト(49%)
第9位:クレームブリュレ(48%)
第10位:パイナップル(37%)

また「冷蔵庫の中に黄色い食べ物が入っていてほしい」と答えた人は62%にも上ったそうだ。

・なぜ黄色の食べ物=幸せな気持ち?

なるほど、たしかにこれらの食べ物の名前を見ているだけでも、なんだか幸せな気持ちになってくる。しかし、なぜ黄色なのだろうか?




ある心理学者によると、人間は幼い頃から黄色に対して好意的な反応を示すと言われているもよう。これは黄色から温かさが感じられたり、子供のオモチャに黄色が多用されているからだと考えられるそうで、だからこそ黄色い食べ物を見ると幸せな気持ちになると推測できるというのだ。

・他の多くの調査でも「黄色の食べ物=幸せ」との結果が

また神経心理学者のデイビッド・ルイス博士は、「他の多くの調査でも、黄色い食べ物は人間に肯定的な感情を抱かせ、味覚器 “味蕾(みらい)” を刺激するとの結果が出ている」と説明しているようだ。

一方、本調査を報じた『Metro』が読者に「黄色い食べ物を見て幸せを感じますか?」と問いかけたところ、「いいえ。ただの食べ物です」と答えた人が最も多かったもよう。なるほど……。

とは言え、落ち込み気味な人は試しに好きな黄色い物を食べてみるといいかもしれない。いずれにせよ、美味しい物を食べれば少しは気分だって明るくなるだろうしね。

参照元:Daily ExpressMetro(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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