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■円安こそが日本衰退の原因
では、本来とられるべき政策とは、いかなるものか?
それは、為替レートが円高になることに対応して、技術を開発したり、新しいビジネスモデルを開発したりすることによって、利益を確保することだ。
実際、1970年代から80年代にかけて、日本経済の発展にともなって、円高が進んだ。このとき、日本企業は新技術の開発によって、それに対応したのである。そして、世界経済における日本経済の地位が高まっていった。
しかし、2000年代ごろから、中国の工業化にともなって日本企業が苦しくなり、円安・賃金固定政策がとられるようになったのだ。
その結果、企業は技術開発を怠り、生産性が低下した。また、古い産業が淘汰(とうた)されずに残ってしまった。つまり、中国工業化に対し、古い産業を残して、雇用を維持したのだ。
円安は麻薬のようなものだ。本来行われるべき技術開発と産業構造の転換をせずに、雇用を維持することができる。そうした政策を20年間飲み続けて、とうとう足腰が立たなくなったのが、現在の日本だ。円安こそが、日本衰退の基本的な原因だ…
続きはソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0746c9ddb4298052f341ece468119572a880a2?page=4
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Source: IT速報
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