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パスタにたらこを絡ませるだけで激ウマな庶民の味方・たらこパスタ。お手軽なのになんでこんなにウマいのか。自宅でサッと作れる上、どのパスタ屋でも安めの価格で提供されているため、食べたことがないという人はあまりいないだろう。
今回ご紹介するのは、そんなたらこパスタの専門店だ。クリームソース、ペペロンチーノ、ジェノベーゼに冷やし! メニューには本格派たらこパスタが、なんと全11種類!! こんなたらこパスタ見たことねェェェエエエ!
・奥が深いたらこパスタの世界
その店の名は『タラタラ・タラッコ』という。2016年10月6日、代官山駅から徒歩1分ほどのところにオープンしたフードコート・代官山グルメ地下街の一角に店を構えている。
白を基調とした店構えは、代官山らしいスッキリしたシャレオツさ。中庭から自然光が入ってくる設計も、フードコートとしては新感覚な気がした。メニューには、バター風味、ペペロンチーノ、クリームソース、ジェノベーゼソース、季節のおすすめと5系統のたらこパスタ全11種類が並ぶ。飲み物などはフードコートの別の店で購入するようだ。
たらこパスタと言えば、ほぼマヨネーズ味しか食べたことがない私(中澤)。こんなに奥が深いものとは思ってもみなかった。同行した編集部の佐藤英典とともに、5系統のパスタを1つずつ注文して食べてみたので、以下に味のレポートを記載しよう。
・タラバタレモン(バター風味)750円
最も基本的と言えるバター風味のたらこパスタ。たらこのピリ辛にバターの芳醇さがマッチすることは言うまでもないが、目からうろこだったのがレモンだ。もったりした後味になりやすい組み合わせだが、レモンの酸味のおかげでむしろスッキリと味わえるぞ。この風味には、他にタラバタトマト、タラバタかいわれがあり、いずれも後味に気を使ってそうなトッピングである。
・タラぺぺえだまめ(ペペロンチーノ)800円
ペペロンチーノのピリ辛+たらこのピリ辛が新食感なのが、タラぺぺえだまめだ。唐辛子のピリとにんにくの香りが食欲をそそり、さらに別の角度からたらこのピリがやって来る。そして最後にネギが爽やかさを出すため、後味がシャキッとしてる。目が覚める味だ。この風味には、他にタラぺぺイカがある。海産物も合いそうだ。
・タラクリトマト(クリームソース)850円
好き嫌いが分かれず、みんなが美味しく食べられそうなタラクリトマト。まろやかなクリームソースとピリっとしたたらこは、お互いを補完し合っていてベストマッチだ! これにトマトのスッキリが合わないわけがない。まさに王道の組み合わせ。この風味には、他にタラクリきのこ、タラクリコーンがあるが、いずれも食べなくてもわかるレベルの王道トッピングだと言えよう。
・タラジェノトマト(ジェノベーゼソース)800円
唯一、たらこが混ぜられず塊で入っているのがタラジェノトマトである。食べてみると、その理由が分かった。ジェノベーゼソースとたらこの組み合わせは、ウマいことはウマいがパンチ力が強すぎる。ジェノベーゼを基本に、たまにたらこを絡ませるヒットアンドアウェイで食べるのが一番ウマい。
・冷やしタラマヨ(季節のおすすめ)850円
食べなくても確実にウマいことが分かるのが、この冷やしタラマヨだ。っていうか、食べたことあると思う。たらことマヨネーズの相性が抜群なのは言うまでもないが、さらにかいわれが爽やかさを演出。麺も他より細めで、冷えているのもサラダっぽくて良い。全てがスベリ知らずの組み合わせである。この風味には、他に冷やしタラジェノトマトがありこちらも興味深い。
──以上である。全国津々浦々のたらこパスタを食べ歩いたオーナーが、自ら研究を重ねて生み出したたらこパスタの数々いかがだっただろうか。なお、好みに合わせてトッピングをアレンジしてくれるサービスも行っているとのこと。
ちなみに、私が一番好きだったのは冷やしタラマヨ。基本的には全部太麺だったが、これだけ麺が細かったのが決め手だ。まあ、これは味ではなく、完全に個人的な好みのため、あとはご自身の舌で味わっていただければ幸いだ。きっとたらこパスタの深淵を覗くことができるはず。
・今回紹介した店舗の情報
店名 talatala・taracco(タラタラ・タラッコ)
住所 東京都渋谷区代官山町20−20 モンシェリー代官山B1
営業時間 11:00~21:00
定休日 無休
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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