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【緊急連載 コロナ禍で激変する受験】#3
2021年入試では、受験生の地元進学志向が強まると予測されている。しかも、今までの地元志向とは少し意味が異なる。これまでは、地方在住の親が少子化で子どもが少ないこともあって、わが子を手元に置いておきたいとの考えから進んできた。その上、経済的なこともあり、地元大学への進学を勧め、子どももそれに従ってきた。
その地元志向が、21年入試では意味合いが変わった。新型コロナウイルスへの感染を防ぐ、安心・安全のための地元志向になってきたのだ。受験生自身も地元に残ることを希望するケースも増えているという。
感染が拡大している東京圏や近畿圏の大学には行きたくない、地元の大学に進学したいということだ。東大や京大、難関私大の早稲田大、慶應義塾大が敬遠される可能性が大きい。逆に東北大、名古屋大、大阪大、九州大など、もともと地元勢の多かった大学が、地元人気に支えられて志願者が増える可能性が高まる。ただ、北海道大は札幌にあり、感染が拡大していることもあって敬遠される可能性がある。特に地元の北海道の受験生が、地元にある別の大学に進学する可能性もありそうだ。
これには大学生活の激変も大きく影響している。コロナ禍によって、多くの大学で入構禁止、大学の前期授業はオンライン授業だった。後期もオンライン授業中心の大学は多く、対面授業はゼミナールや実験・実習に限るところも多い。アルバイトができない、クラブ・サークル活動もできない、1年生は友達もできない状況だった。21年もそうならないとは断言できない。
コロナ禍が激しくなってから、子どもを大学進学で一人暮らしさせている親の心配がもっとも大きかった。地元の大学進学なら親が心配することもない。学生本人も友達が身近にいることから安心して学べる。
そうなると、東京などの大都市圏の人気総合大学には、地方からの志願者が減ることになりそうだ。現在でも東大の合格者に占める1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)の割合は53.5%で、10年前の47.5%からアップしている。この割合がさらに高まると見られる。同じように早稲田大は10年前の63.8%から73.2%に上がり、慶應義塾大は64.4%から73.3%にアップしてきた。来年もさらに地元勢が増えるとなれば、難関大の関東ローカル化がよりいっそう進むことになる。
地元志向が高まれば、首都圏の受験生も、地方の大学を受けに行かなくなる。1都3県では、近年は京大人気が高いが、これに歯止めがかかる可能性もあり、東大や東京工業大、一橋大に志望変更する受験生が増えるかもしれない。
また、高校を卒業してすぐに海外の大学に進学する志向も強まってきたが、来年は弱まりそうだ。今年は留学できず、オンライン留学になっている学生も多いからだ。そうなると、東大など首都圏の難関大を目指す受験生が増えそうで、難関大の入試が厳しくなる可能性も浮上している。=つづく
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe32bcb7e7e829209ea84e7aa602f6ad86c718fb
★1 20/12/30(水) 09:49:11.87
前スレ
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1609289351/
引用元:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1609518166/
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Source: 仮想通貨まとめNews
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