※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
世界三大投資家の一人であるジム・ロジャーズはそう予言する。
新型コロナウイルスの影響で世界は大きく変わり、“お金”についての常識も一変している。
そのロジャーズ氏は今、金(ゴールド)に注目しているという。
ロジャーズ氏の新刊『ジム・ロジャーズ お金の新常識 コロナ恐慌を生き抜く』(朝日新聞出版)から一部を抜粋してお届けする。
私は、新型コロナ危機がやってくる前から、次の不況はこれまでに経験したことのない経済危機を招くと述べてきた。
私たちは今、その危機のさなかにいる。だからこそ、これ以上、価格が下がらないものを買うことが重要なのだ。
本当の経済危機は、小さくゆっくりと始まる。誰にも知られていなかったことが、気がつくと新聞やテレビの話題になっている。
そして、やがて大きな出来事が起きる。人々はパニックだ。ニュースは、経済危機の話で埋め尽くされる。
2007年、サブプライム(信用力の低い個人向け)ローンが問題になった時、多くの人はまだ気にしていなかった。
その後、イギリスの銀行、ノーザン・ロックが取り付け騒ぎを起こした。そこでようやく、人々は危機的状況に気づきはじめた。
2008年にアメリカの証券会社、ベアー・スターンズが破綻した。リーマン・ブラザーズも続いた。経済危機はこのようにしてやって来る。
今、世界で最も気がかりなのは中国経済だろう。
中国はこれまで、四半世紀にわたって経済成長を続けてきた。その中国で経済ショックが起きると、世界中で倒産が起きる。
激しい失望が、世界を覆うだろう。私ですら、驚くような結果になるに違いない。
こんな時、投資家は何をするのか。それは人々の取る行動を考えればいい。多くの人は金(ゴールド)を買うだろう。
政府や貨幣が信頼できなくなれば、金という実物資産を求めるからだ。
金相場はリーマンショック後も値上がりした。2011年9月にピークに達し、やがてバブルがはじけた。
それから長い間、何も起きていなかったので、私は金を買い続けた。
私はすでに金を買っているが、これから金相場が下がるようなことがあれば買い足すだろう。
学者は「金は買わないほうがいい」と言うかもしれない。政治家も同じことを言うだろう。しかし、私は野蛮な田舎者だ。田舎者は危機の時、金を買う。
多くの人は今後、世界の経済状況が悪くなると思っている。私も同じ考えだ。
だから、経済危機になれば金は再びバブルになる。そうなると、爆発的に金の価値が上がる。
人々はさらに金を買い求める。その時私は、金を売ることになるだろう。
すでに、その時期は近づいている。2020年になって金は右肩上がりで価格が上昇している。
世界のいくつかの国は今、崩壊しようとしている。大きな混乱が世界を襲うかもしれない。
その時、聡明な人は金を買わない。値動きの激しい投資先に、聡明な人は手を出さないからだ。そして、私のような田舎者が金を売る。
https://dot.asahi.com/wa/2020101000017.html?page=1
ジム・ロジャーズ/1942年生まれ。米国アラバマ州出身の世界的投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。
https://cdn.images-dot.com/S2000/upload/2020101000017_1.jpg
引用元:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1602543459/
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
続きを読む
Source: 仮想通貨まとめNews
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。